どんな映画にも、忘れがたいシーンとセリフが登場する。
『みんなの映画100選』(オークラ出版)は、100タイトルのシーンのイラストと、その中にでてくる、意味の込められたセリフを紹介、解説していく絵本のような書籍。イラストは今、最も注目されているイラストレーターの長場雄、文は新進気鋭のライター、鍵和田啓介。
一見、ビジュアルブックにも見えるこの『みんなの映画100選』は、はたして本当におもしろいのか?
“映画の本”として、どんな楽しみ方があるのか?
セリフの選出と解説を担当した鍵和田啓介が、ゲストに俳優の柄本佑を迎えて、本のこと、好きな映画やそのシーンについて熱く語ります。また、俳優・映画監督の森岡龍も参加の可能性あり!※未定
集まれ、映画好き。
鍵和田 啓介 Keisuke Kagiwada
1988 年生まれ、ライター。映画批評家であり、「爆音映画祭」のディレクターである樋口泰人氏に誘われ、大学時代よりライター活動を開始。現在は、『POPEYE』『BRUTUS』などの雑誌を中心に、さまざまな記事を執筆している。
柄本佑 Tasuku Emoto
1986年、東京出身の俳優。映画『美しい夏キリシマ』で、主演デビュー。第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞など受賞。その後も数々の映画、ドラマ、舞台に出演。近年ではTVドラマ「天皇の料理番」「あさが来た」、映画「GONINサーガ」など。本年度エランドール賞新人賞受賞。
『みんなの映画100選』:
イラストレーター長場雄による、なめらかな黒い線で表現される映画のワンシーンと
その映画にでてくるセリフを紹介、解説していく絵本のような書籍。
セリフの選出、解説はカルチャー誌を中心に活動する若手映画ライターの鍵和田啓介。
シンプルな線でありながら人物の特徴を捉えている長場のイラストは、観たことのないシーンでも、不思議となんらかのストーリーをこちら側に想像させる。
選び抜かれたセリフとその解説は、鍵和田独特の着眼点と捉え方があり、
共感するものもあれば 「このセリフからそんなことを感じ取るか」と、思わず言いたくなるようなものもある。
イラストとこの文章が抜群の相性を見せ、読んだあとには映画レンタルショップに駆け込まずにはいられない、そんな1冊。
また、綴じ方など、特殊な製本の仕方で装丁にもこだわっており、見た目でも楽しめるようになっている。
(¥2500円+税/オークラ出版)
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2016/05/10 Tue -
鍵和田啓介×柄本佑
「そうだ、映画を語ろう」
『みんなの映画100選』
(オークラ出版)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念