『トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト』(TOTO出版)は、指輪などのプロダクトから、インテリア、舞台美術、建築まで、幅広く活動に取り組むトラフの、13年にわたる活動の集大成ともいえる一冊です。
ブックデザインは「単位展」(21_21 DESIGN SIGHT)や、絵本『どっとこどうぶつえん』、Playstation「I.Q」など、こちらもひとつの領域に留まることなく幅広いデザイン活動に取り組まれている中村至男さんが担当しています。
今回、本屋B&Bでは、この刊行を記念したトークショーとして、「アイデアの出し方」にフォーカスしたいと思います。
「どうやってアイデアを出しているのですか?」というのは、トークショーの質疑応答などでよく聞かれる質問です。現在TOTOギャラリー間(外苑前)にて開催中の展覧会「トラフ展 インサイド・アウト」には、トラフの方法、そのヒントが惜しげもなく披露されている、とB&Bの内沼は感じました。
あらためて、私たちはどうやってアイデアを出しているのか、考えてみたいと思います。3者3様なのか、それとも、実は似通っているのか? その習慣や方法を、徹底的に話し合う2時間です。
【出演者プロフィール】
鈴野浩一(すずの・こういち)
2004年に禿真哉(かむろ・しんや)とトラフ建築設計事務所設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクト、空間インスタレーションなど多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」、「港北の住宅」、「空気の器」、「ガリバーテーブル」、「Big T」など。2011年「光の織機(Canon Milano Salone)」でエリータデザインアワード最優秀賞受賞。2015年「空気の器」がモントリオール美術館の永久コレクション認定。
中村至男(なかむら・のりお)
(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントを経て、 1997年中村至男制作室を設立。主な仕事に、「単位展」、絵本「どっとこ どうぶつえん」、PlayStation「I.Q」、「明和電機」のグラフィックデザイン、みんなのうた「テトペッテンソン」など。
内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)
1980年生まれ。numabooks代表。ブック・コーディネーター、クリエイティブ・ディレクター。 一橋大学商学部商学科卒。某国際見本市主催会社に入社し、2カ月で退社。往来堂書店(東京・千駄木)に勤務する傍ら、2003年book pick orchestraを設立。2006年末まで代表をつとめたのち、numabooksを設立。著書に『本の逆襲』(朝日出版社)など。下北沢の本屋『B&B』をプロデュース。
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2016/11/12 Sat -
鈴野浩一×中村至男×内沼晋太郎
「どうやってアイデアを出しているか」
『トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト』(TOTO出版)刊行記念
- 10/30 Wed 阿部幸大×柴田元幸
「柴田ゼミから学術論文へ──読む、訳す、論じる」
『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(光文社)『英日バイリンガル 現代ゴシック小説の書き方』(研究社)W刊行記念 - 10/31 Thu 【ぼる塾】酒寄希望×田辺智加
「『田辺の和室』出張トーク」
『酒寄さんのぼる塾晴天!』(発行:ヨシモトブックス/発売:ワニブックス)刊行記念 - 11/01 Fri 井手康喬×松永光弘
「伝え方の考え方」
『伝え方図鑑』(SBクリエイティブ)刊行記念 - 11/03 Sun 川上康則×鴻上尚史
「正解のない問いを考える時代をどう生きるか」
『教師の流儀』(エンパワメント研究所)刊行記念 - 11/06 Wed 街裏ぴんく
「平成の出来事を全て目撃してきた男」
『虚史平成』(CDジャーナル)刊行記念 - 11/07 Thu 大平一枝×原田ひ香
「愛する定食屋を“書く”という仕事」
『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社)
『あさ酒』(祥伝社)W刊行記念 - 11/08 Fri さいきまこ×石田月美
「性被害から子どもを守るには」
『言えないことをしたのは誰?』(現代書館) - 11/09 Sat 永冨真梨×大和田俊之×高田漣
「あなたの知らないカントリー音楽の世界」
『カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』(河出書房新社)刊行記念 - 11/10 Sun 田房永子×西井開「わたしとぼくの凶暴性と粘着性」 『女40代はおそろしい 夫より稼いでたら、家に居場所がなくなりました』(幻冬舎)刊行記念
- 11/13 Wed キニマンス塚本ニキ×ラブリーサマーちゃん
「世界をちょっとよくする? <ニキ・サマ>トークセッション」
『世界をちょっとよくするために知っておきたい英語100』(学研)刊行記念 - 11/14 Thu AK壱乃×坂田ミギー
「大人になって、ますます楽しい!オタ活の楽しみを語る会」
『交換日記がおわっても』(KADOKAWA)刊行記念 - 11/15 Fri ジェーン・スー×桜林直子
『過去の握力 未来の浮力』出版記念
「となりの雑談」トークイベント - 11/16 Sat 永井玲衣×惠愛由×井上花月
「記憶と記録がもたらすケア」by Candlelight - 11/18 Mon 青木彬× 白石正明
「無くなった右足から考えたケアとアートのこと」
『幻肢痛日記』(河出書房新社)刊行記念 - 11/19 Tue 仙波希望×卯城竜太×松田修
「広島、都市とアート、もしくは平和とスラムを問う」
『ありふれた〈平和都市〉の解体——広島をめぐる空間論的探求』(以文社)刊行記念 - 11/20 Wed 鈴木成一×寄藤文平×名久井直子「“良い装丁”ってなんだろう?」『【全5回】本屋B&B 超実践 装丁の学校 第二期』開校記念
- 11/21 Thu 吉川公ニ×森真紀×住谷知厚
「伝える広報から伝わる広報へ 広報の心とは何か。」
『広報の心』(理工図書)刊行記念 - 11/22 Fri チョ・イェウン×三宅香帆
「新感覚ホラー小説を通じて見る、日韓の文学現在地」
『カクテル、ラブ、ゾンビ』(かんき出版)刊行記念 - 11/23 Sat 一穂ミチ×高瀬隼子
「これからの恋愛のかたち」
『恋とか愛とかやさしさなら』(小学館)
『新しい恋愛』(講談社)W刊行記念 - 11/24 Sun チョン・ジヘ×原田里美×内沼晋太郎
「好きなことを続けていく方法」
『私的な書店ーたったひとりのための本屋ー』(葉々社)刊行記念 - 11/25 Mon ソ・イジェ×原田いず×大田ステファニー歓人
「読むことと見ることの間で かつて映画を学んでいた日韓の小説家が語る、世界の切りとり方」
『0パーセントに向かって』(左右社)刊行記念 - 11/29 Fri 金原ひとみ×小川哲×スケザネ「文学は世界をひっくり返せるか」新文芸誌『GOAT』(小学館)刊行記念
- 12/02 Mon 吉本ばなな×又吉直樹×バイク川崎バイク×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」
第七回公開収録 - 12/05 Thu 和嶋慎治×志村つくね「僕の作詞作法——バンド生活三十五年によせて」『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』(百年舎)刊行記念
- 12/14 Sat きださおり×梨×松澤茂信×小野寺正人 「What shall we do here? この場所で何するナイト」
- 12/21 Sat 豊﨑由美×広瀬大志
×小島日和×向坂くじら×張文經
×のもとしゅうへい×故永しほる
×小笠原鳥類×平川綾真智
「現代詩フェスティバル 詩の未来へ」
『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!萌える現代詩入門』
(思潮社)刊行記念