ビジネスとクリエイティブは相反するものではなく、両者が融合することで、新しい価値を世の中に提示することができます。
とはいえ、「クリエイティブ」とか「イノベーション」とかお題目のように言われるばかりで、現実にはビジネスの中心にそれがあるとはあまり認識されていません。「クリエイターは怖い」「何考えているかわからない」「コスト感覚のない金食い虫」等々、クリエイターへのアレルギーも強く、ビジネスパートナーとしてコラボレーションできている事例はあまり多くはありません。
クリエイターの側もビジネスのルールや、組織の事情に縛られ、過度な警戒を抱きがち。
でも本当は、組織の外にいるクリエイターが組織のメンバーと手を組むことで、ビジネスはもっと面白くなる。数々の企業や行政とのコラボレーションを成功させてきた3人が、それぞれの視点からクレイティブに関する誤解を解きほぐしつつ、独創的で収益性の高い「仕事」のつくり方を語り合います。
広瀬郁(ひろせいく)
株式会社トーン&マタ―代表。プロジェクトデザイナー。NPO ピープルデザイン研究所 理事。一般社団法人 デジタルファブリケーション協会理事。
1973年東京生まれ。東京理科大学卒業、横浜国立大学大学院修了(専攻:建築デザイン・建築史)。コンサルティング・ファームを経て、2001年に株式会社都市デザインシステム入社。2008年、株式会社トーン&マターとして独立。新奇性の高い事業にプロジェクトデザイナーとして参画。企業・行政などの「組織」と才能ある「クリエイター」をつなぎ新規事業を推進することを得意としている。
著書に『BRIDGINGブリッジング―創造的チームの仕事術―』、『建築プロデュース学入門――おカネの仕組みとヒトを動かす企画』(彰国社)、木下斉との共著『まちづくりデッドライン』(日経BP)などがある。
豊田 啓介(とよだけいすけ)
1972年、千葉県出身。96年、東京大学工学部建築学科卒業。96-00年、安藤忠雄建築研究所を経て、02年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了。02-06年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを蔡佳萱と共同主催(2016年より酒井康介もパートナー)。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・製作・研究・コンサルティング等の活動を、建築からプロダクト、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。 現在、台湾国立交通大学建築研究所助理教授、東京芸術大学アートメディアセンター非常勤講師、東京大学建築学科デジタルデザインスタジオ講師、慶應義塾大学SFC非常勤講師。
林 厚見(はやし・あつみ)
株式会社スピーク共同代表。「東京R不動産」ディレクター。1971年東京生まれ。不動産セレクトサイト「東京R不動産」のディレクターの1人として主に事業面のマネジメントを担うほか、内装・リノベーションのウェブショップ「toolbox」の運営、建築・不動産の企画・プロデュース、宿泊施設・シェアオフィス・広場などの運営を行う。共編著書に『東京R不動産2』、『toolbox―家を編集するために』、『だから、僕らはこの働き方を選んだ』等。
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2017/05/31 Wed -
広瀬郁×豊田啓介×林厚見
「クリエイティブな仕事ってどうやるの?」
『BRIDGING ブリッジング
―創造的チームの仕事術―』
(日経BP社)刊行記念
- 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念