2017年4月に、東洋経済新報社から『イノベーターたちの日本史』が発売されました。著者は、イノベーションやベンチャービジネスの分野の活躍されている経営学者の米倉誠一郎さん。
米倉さんは、経営学者ですが、もともとは幕末史の研究からスタートした歴史家でもあります。その米倉さんが学生時代から40年にわたって少しずつ溜め込まれていた原稿を形にしたのが同書で、日本の近代を独自の行動で切り拓いていった知られざる先駆者たちに光を当てた一冊となっています。
今回、同書の刊行を記念して、米倉さんをお迎えし、刊行イベントを開催いたします。ゲストは、カリスマ・ファンドマネージャーとして活躍され、現在は『銭の戦争』などの作品で知られる小説家の波多野聖さん。本名の藤原敬之さんのお名前でも、お金や株式関連の著作を発表されているユニークな経歴の持ち主です。
世界レベルで巨額のマネーを運用しながら、リベラルアーツの重要性を説く波多野さん、歴史家の枠を飛び出し、最先端のビジネスシーンで活躍されている米倉さんによる、異色の対談です。
この貴重なイベントをどうぞお見逃しなく!
【出演者プロフィール】
米倉誠一郎(よねくら・せいいちろう)
経営学者。一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。1953年東京都生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(Ph.D.)。1995年一橋大学商学部産業経営研究所(現・イノベーション研究センター)教授。2017年4月より現職。Japan-Somaliland Open University 学長、アカデミーヒルズ日本元気塾塾長などを兼務。イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とする。主な著作に 『経営革命の構造』(岩波新書)、『創発的破壊』(ミシマ社)などがある。
波多野聖(はたの・しょう)/藤原敬之(ふじわら・のりゆき)
小説家、元ファンドマネージャー。1959年大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業。農林中央金庫を経て、野村投資顧問、クレディ・スイス、日興アセットマネジメントに勤務。2005に独立し、藤原オフィス・アセット・マネジメントを設立。25年間にわたって、最大5000億円以上の日本株を運用する。2010年にファンドマネージャーを引退、著述家となる。波多野聖のペンネームで小説を執筆。主な著作に『銭の戦争』シリーズ(ハルキ文庫)、『メガバンク最終決戦』(新潮文庫)、『日本人はなぜ株で損するのか?』(文春新書)、『カネ遣いという教養』(新潮新書)などがある。
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2017/07/14 Fri -
米倉誠一郎×波多野聖
「ビジネスパーソンにとって歴史・リベラルアーツが重要な理由」
『イノベーターたちの日本史』(東洋経済新報社)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念