昨年、石原さとみさん主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ)で一気にブレイクした、校正・校閲というお仕事。
B&Bに4名の現役校正者を招いて開催したトークイベント「校正・校閲というお仕事」も、まさかの満員御礼。立ち見も出たフロアは、リアル校正者の赤裸々なトークに、熱気と笑いであふれていました。
その第2弾として、今度は『通販生活』の誌上座談会「ずっと座って読んでいますが、校閲って実は肉体労働です。」で話題となった、3名の校正者がB&Bに登場します。
前回、司会を務めたぼっと舎の大西寿男さんは、B&Bから発行している、吉本ばななさんの『下北沢について』(1~10)の校正・校閲も担当。
朝日新聞の小林純子さんは、過酷な新聞校閲の現場で日々、〆切時間と闘いながら、誤りのない、適切な紙面づくりに奮闘されています。
そして、新潮社の校閲部で文芸書の校正を担当されている甲谷允人さんは、Twitterで“新潮社の神校正”と話題になった若手校正者。
みなさんが、実際どのように校正・校閲を行っているのか、知られざる苦労や喜び、それぞれのメディアならではの特徴など、豊富な実例を元に、校正・校閲の実態を語っていただきます。
貴重な機会のこのイベント。本が好きな人、校正・校閲に興味がある人、業界の方など必見です!
【出演者プロフィール】
大西寿男(おおにし・としお)
1962年、神戸市生まれ。主に文芸書・一般書の校正にたずさわり、いつのまにか30年目に。編集・DTP・手製本も手がける出版事務所・ぼっと舎代表。企業・大学で校正セミナーの講師も務める。「言葉の寺子屋」かえるの学校設立メンバー。著書に『校正のこころ』(創元社)、『校正のレッスン』(出版メディアパル)、『セルフパブリッシングのための校正術』(日本独立作家同盟)など。
http://www.bot-sha.com
https://www.facebook.com/bot.sha.book
小林純子(こばやし・じゅんこ)
朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部所属。1964年、東京都生まれ、上智大学を卒業後、読売新聞に入社。朝日新聞校閲センター勤務を経て、現在は朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部に所属する。新聞紙面のほか、連載小説『春に散る』(沢木耕太郎)などを担当。
甲谷允人(こうや・まさと)
新潮社校閲部所属。1987年、北海道増毛町生まれ。東京大学文学部を卒業後、朝日新聞社を経て、2011年から新潮社校閲部で校閲の仕事を始める。これまで、雑誌『新潮』『小説新潮』を担当し、評論、ノンフィクション、小説などさまざまなジャンルの校閲を手がける。
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2017/07/30 Sun -
大西寿男×小林純子×甲谷允人
「校正・校閲というお仕事〜『通販生活』で話題の3人がB&Bに登場」
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
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- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
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『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
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「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
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『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
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「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念