北村薫
「時を越えて届けられるもの」
『ヴェネツィア便り』刊行記念

北村薫さんによる短編集『ヴェネツィア便り』が新潮社より刊行されます。

ヴェネツィアは、今、輝く波に囲まれ、わたしの目の前にあります。沈んではいません。
――時を越えて届いた、あなたからの「ヴェネツィア便り」。この手紙も、若いあなたに届くと信じます。
なぜ手紙は書かれたのか、それはどんな意味を持つのか……。変わること、変わらないこと、得体の知れないものへの怖れ。
本書は、時の向こうの暗闇を透かす光が重なり合って色を深め、プリズムの燦めきを放つ《時と人》の15の短編集です。

今回B&Bでは、『ヴェネツィア便り』刊行を記念してイベントを開催します。

長い期間――2008年から書き溜められていたというこの短編集。イベントでは、創作秘話も伺いつつ、作品の魅力について迫ります。
お客様とのコミュニケーション時間もたっぷり作りますので、ぜひ積極的にご参加ください。


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