世界的に評価されているビールの書き手であるティム・ウェブとステファン・ボーモント両氏による『The World Atlas of Beer』の第2版の日本語版(邦題『世界のビール図鑑』)が2018年1月に発売されます。
本書は、南アフリカのリアル・エール、ベトナムのハノイで味わえる本格的なボヘミアンラガーから、中東やインドのビールまで、文字通り世界中のビールの事情を解説している、今までになかった画期的な書籍です。ビールの製造工程や料理との合わせ方、筆者たちが考える「クラフトビール」の在り方などのページもあり、これ1冊あればビールそのものを知るのに事足りる構成になっています。
本書の刊行を記念して、翻訳者、監修者、そして現在日本でビールをつくり続けているブルワリーの経営者が、本書に掲載されているテーマから発展させた話題を提供します。
※新店舗(東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)での開催となります。ご注意ください
【出演者プロフィール】
翻訳者:村松静枝
英日翻訳家。静岡県在住。銀行、インテリア関連企業に勤務後、カナダ生活を経て翻訳業に就き、出版翻訳家を志して藤岡啓介氏に師事。訳書に、『世界のウイスキー図鑑』(共訳、ガイアブックス)、『世界に通用するビールのつくりかた大事典』(エクスナレッジ)、『The Wine ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド』(日本文芸社)、『デイビッド・セインの日本紹介──政治・経済・歴史・社会編』、『デイビッド・セインの日本紹介──生活・文化・伝統・観光編』(ともにIBC パブリッシング)、『偉大なアイディアの生まれた場所 シンキング・プレイス』(共訳、清流出版)がある。ウイスキーの他にワインとナチュラルチーズを愛好する。
監修者:熊谷陣屋
記者・編集者・翻訳者。2008年から、世界最大のビール審査会であるワールドビアカップ(米国)、毎年開催では世界最大の審査会であるオーストラリアンインターナショナルビアアワード、毎年開催では最も古い歴史を持つ審査会であるインターナショナル・ビアカップ(日本)などで審査員を務めている。2012年から国内最大のビール専門誌『The Japan Beer Times』にかかわる。2016年に初の訳書『日本のクラフトビールのすべて』(マーク・メリ著)が発行。ビールと料理をうまく組み合わせるマリアージュのプロである「ビアコーディネイター」としては、マリアージュの面白さを体験するワークショップを50回以上開催している。
山田司朗(やまだしろう)
大手VCでキャリアをスタートし、オン・ザ・エッヂ(のちのライブドア)などで経営企画を担当。2005年、イギリス・ケンブリッジ大学にてMBA(経営学修士)を取得。現地で多様なビール文化に触れる。帰国後、起業準備期間を経て、2011年にFar Yeast Brewing株式会社を設立。「馨和 KAGUA」は現在世界16カ国で販売されている。
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