音楽ジャーナリスト、若杉実さんの新刊『裏口音学』が6月27日刊行されます。
同書は、若杉さんの故郷、渡良瀬川沿川の生活文化情報誌『渡良瀬通信』での連載〈裏口音学〉45回分(4年間)を一冊にまとめたもの。歌謡曲をはじめポップス、ジャズ、ワールド系など、全方位に広がる音の扉を裏からこじ開け新たな世界へ挑み、若杉さん自身のルーティンにおいて、アンタッチャブルな(?)歌謡曲に初めてメスを入れることにもなった一冊です。
同書の刊行を記念して、トークイベントを開催します。ゲストは、中森明菜「少女A」、チェッカーズ「涙のリクエスト」「ジュリアに傷心」、ラッツ&スター「め組のひと」、郷ひろみ「2億4千万の瞳」、荻野目洋子「六本木純情派」、矢沢永吉「Somebody’s Night」、坂本龍一「美貌の青空」など、数々のヒット曲を手がけた、作詞家の売野雅勇さん。
当日は、リスナー側に立った若杉さんと、第一線の現場に立つ作詞家・売野さんとの楽曲解釈の相違、相似を鮮明にしながら、昨今の昭和歌謡リバイバルとも違った切り口のもと、マイナー路線に逃げることなく、王道に潜む“裏口”を探していきます。
また、同郷人同士ならではの共通したバックボーン、知られざる話題も飛び出す可能性も!? ご期待くださいませ!
【出演者プロフィール】
若杉実(わかすぎ・みのる)
音楽ジャーナリスト。栃木県足利市出身。雑誌、書籍への寄稿をはじめCDのライナーノーツなどを執筆。CD、DVD企画も手がけ、これまでに200タイトル以上を送り出す。RADIO-i(愛知国際放送)やShibuya-FMなどラジオ番組のパーソナリティも担当していた。著書に『渋谷系』『東京レコ屋ヒストリー』『裏ブルーノート』など。
売野雅勇(うりの・まさお)
昭和最後の大物作詞家。中森明菜の「少女A」を筆頭にチェッカーズ、近藤真彦、河合奈保子、シブがき隊、郷ひろみ、ラッツ&スターetc.、80年代歌謡曲黄金時代を支える。 90年代以降は坂本龍一、矢沢永吉、SMAP、森 進一など、多岐にわたって提供。同時に映画、演劇まで活動の場を広げている。2016年、作詞家活動35周年として自伝 『砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々』を発表。若杉さんとは同郷の栃木県足利市出身。
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら
2018/07/14 Sat -
若杉実×売野雅勇
「歌謡曲、私はこう聴き、私はこう作詞した」
『裏口音学』(芽瑠璃堂出版)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念