夏の空はにぎやかです。
朝に陽が昇ってきて、しっとりとした空気が段々とアツくなり、モクモクしはじめる「積雲」たち。そして午後にかけて調子に乗って成長した積雲は「雄大積雲」になり、より高みを目指します。彼が目指すのは「積乱雲」。
積乱雲は夏の風物詩として古くから親しまれている存在ですが、彼らが夏の空でどんな想いで成長しているのか、そしてどんな未来をたどるのか、そこには人間性を感じるようなドラマがあります。そんな夏の空の物語が、絵本になりました。
本イベントでは、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』著者である雲研究者・荒木健太郎さんと漫画家・小沢かなさん、ふたりのマブダチである気象予報士・佐々木恭子さんをナビゲーターとしてお招きし、来場される皆さんと一緒に積乱雲への雲愛を深めていきます。気象絵本の気象学的解釈やイラストへのこだわり・見どころの紹介に加え、おとなの雲友のみなさま向けの読み聞かせ、そして雲の描き方の実演も予定しています。
この夏、空で繰り広げられる物語に想いを馳せてみませんか?
きっと、これまで聞き逃していた雲たちの声が届くようになることと思います。
雲友たちと一緒に雲愛を語り、夏空への雲愛まみれの時間を過ごしましょう。
【出演者プロフィール】
荒木健太郎(あらき・けんたろう)
雲研究者。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。1984年生まれ。茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。防災・減災を目指して、豪雨・豪雪・竜巻などをもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)、『世界でいちばん素敵な雲の教室』(三才ブックス)、『雲を愛する技術』(光文社新書)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。
Twitter:@arakencloud、Facebook:kentaro.araki.meteor
小沢かな(おざわ・かな)
漫画家。イラストレーター。神奈川県出身。法政大学文学部日本文学科文芸コース卒業。学生時代、航空機・グライダーを操縦する部活「航空部」に在籍し、自家用操縦士(上級滑空機)の資格を取得。その経験を題材にした漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部』を執筆。全5巻発売中(新潮社バンチコミックス)。気象絵本『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)イラストを担当。現在(2018年2月より)、雑誌「ハツキス」(講談社)にて『野々宮月子はいつも眠い』連載中。
Twitter:@kana_ozawa_blue、Instagram:kana_ozawa_blue、Facebook:@kana.ozawa.bluethermal
佐々木恭子(ささき・きょうこ)
合同会社「てんコロ.」代表。気象予報士。お天気YouTuber。天気ネタをこねくりまわす「ラジオっぽいTV」を毎日YouTubeで発信中。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ番組制作会社に入社。バラエティー番組のディレクターを経て、2007年なぜか気象予報士の資格を取得し民間の気象会社へ。自治体防災向け局地予報、高速道路・国道向けの雪氷予測などを担当し、「冬の予報士は心をへし折られる」という天気予報の現場の裏の顔を知ってその魅力にハマる。現在は予測業務の他にカルチャースクールや資格取得のためのスクールを開催。
Twitter:@tencorocoro、Facebook:sasakikyoko124
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2018/08/13 Mon -
荒木健太郎×小沢かな×佐々木恭子
「せきらんうんへの雲愛の育み方」
『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念