9月26日(水)より国立新美術館でボナール展が開催されています。
この展覧会に合わせB&Bでは日本の浮世絵からも影響を受けたといわれるボナールを読み解くためのトークショーを開催いたします!
聴き手にはフクヘンとして知られる鈴木芳雄さんをお呼びし、パープルームのお二人、梅津さんと安藤さんからみたボナールについて語っていただきます。
「日本かぶれのナビ派、ボナール」という説明の向こう側にあるボナールの魅力をもう一歩深く味わうための補助線となる夜、ぜひご参加ください!
-鈴木芳雄さんより-
ボナールは「西暦2000年の若い画家たちのもとに、蝶の羽で舞い降りたい」と語っていた。現代の日本でコミュニティ的な芸術活動をする若き作家集団のメンバーが自分たちをボナールも属するナビ派に見立てていることに注目し、彼らの話と作品による新たなボナール論を展開してもらおうと思う。国立新美術館での展覧会が話題だが、知名度ではまだこれからというボナールへの理解が一気に深まるだろう。
【出演者プロフィール】
梅津庸一(うめつ・よういち)
1982年生。美術家。パープルーム主宰。東京造形大学絵画科卒。絵画、映像作品、自宅で営む私塾「パープルーム予備校」の運営、展覧会の企画、テキストの執筆など活動は多岐にわたる。近年の個展に「未遂の花粉」(愛知県美術館、2017年)など。
安藤裕美(あんどう・ゆみ)
1994年生。画家。パープルーム予備校1期生。ボナールの作品に特に興味があり、パープルーム予備校とナビ派を重ねて見ている。パープルームの日常の様子を描いたまんがとアニメーションを手がけている。
パープルームについて
2014年に活動開始。パープルームとは神奈川県相模原市にあるパープルーム予備校を拠点にした美術の共同体である。全国各地から集まった6人が半共同生活を営みながら活動している。また多くの人々がそこに出入りし緩やかなコミュニティを形成している。
http://www.parplume.jp
鈴木芳雄(すずき・よしお)
美術ジャーナリスト、編集者。雑誌ブルータス元副編集長。ルネサンス絵画から現代美術まで、とりわけ印象派周辺と浮世絵、写真などをわかりやすく解説する。愛知県立芸術大学非常勤講師。明治学院大学非常勤講師
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2018/10/22 Mon -
梅津庸一×安藤裕美×鈴木芳雄
「ボナールが舞い降りる夜」
「ピエール・ボナール展」開催記念
- 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念