長嶋有さんの句集『新装版 春のお辞儀』が、書肆侃侃房から刊行されます。
『春のお辞儀』は、2014年にふらんす堂から刊行されましたが、すぐに絶版、ずっと手に取れない状況が続いていました。
しかし、4月から長嶋さんが「NHK俳句」新選者に就任するのを機に、名久井直子さん装幀による新装版として復刊することとなりました。
1995年から2014年にかけ、同人誌、私家版のミニ句集、文芸誌、俳句誌などの雑誌、またテレビ番組や公開句会の場で発表してきた中から、二七九句を精選収録。
さらに新作44句を加えた新装版刊行を記念して、B&Bにてイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは、装幀を担当されたブックデザイナーの名久井直子さん。
前半は、長嶋さんと名久井さんによるトークを、そして後半には「サイン句会」をお楽しみいただきます。
「サイン句会」とは、サイン会に集まったお客さまからその場で兼題をもらい、即興で俳句を作るという、長嶋さんが自ら苦しむために発案したとしか思えないむちゃぶり企画(でも読者は嬉しい!)。
2014年、『春のお辞儀』刊行記念でも開催し、話題となりました。
「サイン句会」のルール
1・サインをもらう者はめいめい、出題として季語や単語テーマ(しばり)などを用意しておく。
2・サインの列の先頭の者から出題を長嶋さんに示す。
3・長嶋さんはその出題で即興で俳句を作り、サインに添える。
4・あまりに浮かばないような出題だった際(他の者の出題とかぶった際なども)、長嶋さん側は「チェンジ!」ができる。
5・チェンジを宣告されたものは列の最後尾にもどり、出題を考え直す。
6・イベント時間内に終わらなかった者(終電などで帰らなければいけない時間までに書けなかった)人の出題分は「後送」とする。
※なお、2014年に大阪で行われた第1回サイン句会の様子はこちら。
※句の出来ばえについての保証はありません。
※サイン句会の全句はSNSで画像で発表します。
※サイン会参加対象者は、当日B&Bで『新装版 春のお辞儀』購入者限定とさせていただきます。なお、名久井直子さんのミニサインも添えていただけます。
どうぞお楽しみに!
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら
※前売り券が売り切れの場合、追加販売の可能性がございます。追加販売のお知らせは発売の1日前にはホームページ上で告知をいたしますので、逐次ご確認ください。