2015年4月23日、微花は初め、季刊の植物図鑑として創刊されました。それから四季六冊を刊行した後 ” 別様の雑誌を作るため” として休刊した微花は、そのときには思い及ばなかった様々なできごとから、2019年4月23日、雑誌から、絵本へと生まれ変わります。
それら様々なできごとのなかでも、絵本『ぐりとぐら』でおなじみの福音館書店から発行されている子育て雑誌『母の友』との遭遇 ー それは『母の友』のインスタグラム「母の友_編集部です」による、微花への「いいね!」にはじまったー はとても大きく、このことがなければ、絵本としての微花もなかったように思います。
そうしてこのたび、微花復刊を記念して、本を読み、本を語りながら全国を渡り歩くライブツアー「絵本的」を開催。全国9ヶ所を巡るツアーの、その最終章となるB&B編に、念願の、「母の友_編集部です」の中の人をお招きする運びとなりました。
果たして、どのようなお話になるか。 これは私見ですが、微花と、母の友とは、「生きてあることの不思議」というところで通底していると感じています。どう生きるか、の前に、その不思議さがある。それを離さないでいるところに、微花があり、母の友があり、そうして、多くの素晴らしい絵本があるのではないかと。写真、絵本、植物、子ども、世界。と様々な切り口が思い浮かびますが、なによりも、この場ではじめて生まれる言葉に、僕らとしても耳を澄ましたい。そのようなトークライブ「目ざましいものではなくてかすかなものを」
この機会に、 ぜひお運びください。
尚、これに先がけまして、6月23日から7月14日までの期間に、微花の写真展「名ざせない植物との距り」も開催予定。どうぞ、あわせてご覧ください。
プロフィール
・微花
「図鑑です。名ざせない植物、との距りの。 季刊誌です。その名を知るまでのひとときの季節の。目ざましいものではなくてかすかなものを、他をしのぐものではなくて他がこぼすものを、 あらしめるもの、またあらしめようと目ざすこころみです。」
という言葉をかかげて、2015年4月23日、季刊の植物図鑑「微花」を創刊。それから四季六冊を刊行した後、一時休刊。そうしてこの春、あらたに写真絵本として復刊。植物にまつわる展示、ワークショップ、イベントなども執り行う。
・「母の友_編集部です」の人
1977年生まれの編集者。
絵本『ぐりとぐら』『だるまちゃんとてんぐちゃん』
などを刊行する出版社、福音館書店が
1953年に創刊した子育て雑誌「母の友」編集部に所属し、
公式インスタグラム「母の友_編集部です」を
ひとりでこつこつ更新中。使ったことない機能いまだ多し。
おかげさまでフォロワー1万2000人突破。https://www.instagram.com/hahanotomo_magazine/?hl=ja
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