※台風接近にともない、10/12(土)19時〜21時は中止、10/15(火)20時〜22時に延期開催となりました
一橋大学商学部の松井剛ゼミナールの学生たちが、『ジャパニーズハロウィンの謎: 若者はなぜ渋谷だけで馬鹿騒ぎするのか?』(星海社新書)という本を書きました。
昨年のハロウィンで、渋谷のセンター街で軽トラックが横転させられた事件を覚えている人は多いと思います。
もともとケルトを起源とする祭りが、アメリカではくり抜いたカボチャを並べるイベントとなり、さらに日本に入ると、独自の謎進化を遂げてしまいました。
この本は、
・酔っぱらいの喧騒や路上のごみ問題など、負のイメージで取り沙汰される渋谷ハロウィン
・20年以上の歴史を誇り地域に根付いたカワサキ ハロウィン
・クールジャパンのひとつともいえるコスプレ文化と結びついた池袋ハロウィン
・毎年ツイッターのトレンドを独占する地味ハロウィン
という4つのハロウィンの現地取材や関係者へのインタビューをまとめたレポート。さらには、ハロウィンが日本に持ち込まれた歴史的経緯をまとめたり、今後のハロウィンについて考察したり、1冊でハロウィンのカコ・イマ・サキが分かるようになっています。
当日のゲストは、本書の第4章でもインタビューに応じてくれた、地味ハロウィン提唱者である「デイリーポータルZ」ウェブマスター・林雄司さん。
なぜ地味ハロウィンを始めたのか、どんなコスプレがウケているのか、運営上の工夫など、毎年盛り上がりを見せるこのイベントについていろいろと教えていただきます。さらには執筆したゼミの学生も交え、奇祭・ジャパニーズハロウィンについて徹底議論!
パリピハロウィンを予定している方も、今年こそ地味ハロウィンに参戦したい!という方も、みなさま奮ってご参加ください。
【出演者プロフィール】
林雄司(はやし・ゆうじ)
1971年東京生まれ。「デイリーポータルZ」ウェブマスター。サイト制作のほか、イベントの企画も行っている。主な編著書に「死ぬかと思った」シリーズ、「会社でビリのサラリーマンが1年でエリートになれるかもしれない話」。好きな食べ物はアスパラガス。
デイリーポータルZ:https://dailyportalz.jp/
Twitter:yaginome
松井剛(まつい・たけし)
1972年生北海道生まれ。一橋大学経営管理研究科教授。消費文化の研究者。マーケティング、消費者行動論などを教えている。著者に『ことばとマーケティング』(碩学舎)、『アメリカに日本のマンガを輸出する』(有斐閣)、共著に『欲望する「ことば」』(集英社新書)など。好きな食べ物はカツオの刺身。
Twitter:matsu_take
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら
・前売り券が売り切れの場合、追加販売の可能性がございます。追加販売のお知らせは発売の1日前にはホームページ上で告知をいたしますので、逐次ご確認ください。
・イベント情報はTwitterでも毎日発信しております。@book_and_beerをフォローすると、最新のイベント情報取得や興味のあるイベントのリマインドとしてご活用いただけます。