宮本常一著『忘れられた日本人』を読み解く連続レクチャーの第3回を開催します。最終回となる今回は、この名作の掉尾を飾る「世間師」「文字をもつ伝承者」を読みながら、民俗学における〈伝承の方法〉について考えます。
旅に明け暮れ、忘れた頃に村に戻ってくる“世間師”は、様々な知識や情報を共同体にもたらす伝達者でもありました。また地域の民俗を掘り下げた田中梅治と高木誠一は、“伝承者”であるだけにとどまらず、村をよくしていくことに心を砕いたのです。
現代の社会に世間師や伝承者は存在するのでしょうか。あるいはどのような存在がそのような役割を担っているのでしょう。
今回は宮本常一が撮影した膨大な写真を日本の〈民俗写真史〉のなかに位置づけ、映像による記憶の伝承の可能性も探ります。宮本の写真には、記録以上の価値があるのでしょうか。
宮本民俗学に対する批判も考慮に入れながら、その今日的意義に迫る最終回。既読の方も、未読の方も、これまでご参加いただけなかった方もぜひお越しください!
【出演者プロフィール】
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。『災害と妖怪』 (亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)など著作多数
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出演者畑中章宏
出版社岩波書店
開催日時20:00~22:00 (19:30開場)
開催場所本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料■前売1,500yen + 1 drink order(税別)
■当日店頭2,000yen + 1 drink order(税別)