※本企画は3/9(月)に予定されていたイベントの延期開催となります。
※本企画は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアルタイム配信のみの開催となります。当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
また本企画は生配信のみでの開催ですので、録画をご視聴いただくこともできませんのでご注意ください。
<視聴環境につきまして>
インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットでご視聴いただけます。事前の登録、ダウンロードなどは一切不要です。
配信のURLは開演の一時間前までにご予約いただいたチケットサイトを通じてお送りいたします。お送りしたURLをクリックしていただくと自動的にアプリケーションのダウンロード、そして配信の視聴が可能となります。
普段のイベントと違う形になってしまうこと、たいへん心苦しく思いますが、なるべくたくさんの方にお楽しみいただければと考えております。
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昨年刊行された心理学をめぐる二冊『精神病理学私記』(日本評論社)、『分析心理学セミナー』(みすず書房)。
二冊の刊行を記念し『精神病理学私記』を翻訳された阿部大樹さんと、『分析心理学セミナー』を翻訳された大塚紳一郎さんによるオンライン対談イベントを開催いたします。
『精神病理学私記』は、若き精神科医サリヴァンが、移民の子、そして同性愛者としての孤独を、自分自身を無数の匿名症例として書き上げた「問わず語り」。
禁酒法、レイシズム、そして第二次大戦へと突き進んでいくアメリカの空気が濃厚に漂います。
『分析心理学セミナー』は、フロイトから離反した直後のユングが、ごく少人数の聴衆を前にして、胸に秘めていた思想を始めて公に語ったレクチャーの記録。
歴史的にも、またこれまでユングに触れたことのない読者にとっても「始まりの一冊」となる本です。
大塚紳一郎さんは2年間におよぶチューリッヒ分析心理学研究所での留学から帰国したばかり、また阿部大樹さんは医師としての臨床を続けながら翻訳を進めました。
古典でありながら「私的なもの」である二つのテキストがいま翻訳されたのはなぜでしょうか?
当日は、翻訳者のお二人が互いの訳書から一章ずつを読み、そこから浮かび上がる時代背景、そして現在へと投影されるものについて語っていただきます。
ぜひご参加ください!
※『精神病理学私記』『分析心理学セミナー』サイン本はどちらも予定数を終了しました。
アンケートより購入の希望をご回答いただいた方には、イベント終了後にこちらからご連絡を差し上げ上げます。
【出演者プロフィール】
阿部大樹(あべ・だいじゅ)
1990年生まれ。新潟県出身。精神科医。2014年新潟大学医学部卒。東京都立松沢病院、聖マリアンナ医科大学を経て、現在は川崎市立多摩病院神経精神科長。2018年より『サンフランシスコ・オラクル』日本語版の翻訳・発行を行う。訳書にサリヴァン『精神病理学私記』(共訳、日本評論社)、ルース・ベネディクト『レイシズム』(2020年4月刊、講談社)がある。
大塚紳一郎(おおつか・しんいちろう)
1980年生まれ。東京都出身。臨床心理士・公認心理師。ユング派分析家候補生。菊川荒木内科心療内科、東洋大学附属姫路中学校高等学校、甲南大学人間科学研究所などでの勤務を経て、2018年よりISAP(チューリッヒ)に留学。訳書に『ユング 夢分析論』『心理療法の実践』『分析心理学セミナー 1925年、チューリッヒ』(いずれもみすず書房)ほか。
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