※本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアルタイム配信のみの開催となります。当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
※本イベントは生配信のみでの開催ですので、録画でご視聴いただくこともできませんのでご注意ください。
※荒天の場合は中止となるため、配信料を返金いたします(振込手数料はご負担ください)。その場合は別途ご連絡差し上げます。
この春、小田急線の線路跡にあたらしくできた「BONUS TRACK」に引っ越してきた本屋B&B。ボーナストラックは雑木林の中にこだわりのお店が点在する、これまであまりなかったような商店街です。そんなボーナストラックに植えられている木々は、普通の商業施設や都会の公園ではあまりみかけないけれど、自然の山の中にはひっそりと存在しているような、ちょっと珍しい樹種も多く選ばれています。
今回の講座を共催する「下北線路街園藝部」は、ボーナストラックや「線路街空き地」など、小田急線の線路跡にできた施設の植栽のお世話を担当し、下北沢近辺に緑を愛する文化と人のつながりを育てることを目指すグループです。一般のボランティアに加えてプロの造園家やランドスケープデザイナーなど多彩なメンバーが集っています。
今回の講座では、これまで本屋B&Bのイベントに2度ご出演され、下北線路街園藝部メンバーとも親交のある佐々木知幸さんを講師にお迎えし、ボーナストラックの個性的な木々を読み解いていただきます。木々の違いを観察しながら、樹種の見分け方や、興味深い生態、季節ごとの見所なども教えていただけます。この講座を受講すれば、四季を通じてボーナストラックのお散歩がさらに楽しくなり、他の場所で樹木を観察するヒントにもなることでしょう。
リアルタイム配信中にチャット機能でご質問をお受けすることもできます。(時間などの)都合上、すべてはお答えできないかもしれません。ご了承ください。
佐々木知幸さんは、造園家、樹木医、ネイチャーガイドとしてお仕事しながら、Facebookグループの「みちくさ部長」として多くの植物愛好家から慕われています。「みちくさ部」のFacebookグループページには、こんな前口上が添えられています。
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「雑草という草はない」そういったのは昭和天皇でした。
どんな小さな草にも名前があって、踏みつけられても、誰の目に触れなくても、あるがままに、粛然と生きています。
みちくさ部は、そんな草、そして樹木、花、植物だけでなく昆虫、野鳥、そしてそれらが合わさった風景、さらにさらにその中にある文化も、歴史も、それによったできた狛犬のような建造物も、ただただ身近にあるものを愛でて語り合うグループです。
実際の社会で、生き物のこと、自然の理がもっともっと浸透して、世界が多くの人にとって幸福で住みやすくなるよう、少し大げさですが祈っています。そして、それは決して世のため人のためというような立派なものではありません。ただ、自分と自分の大切に思う人くらいは、心安らかに生きられる世界であってほしいと、切実に願うからです。そして、それを実現するためにはこうして、ひとつひとつ、世界の美しさについて言葉を重ねていくしかないと考えています。めいめいが重ねた言葉が、周りに伝わり、新たな種を蒔き、芽を出していけば少しずつ世界は変わっていきます。
もしよかったら、一緒に種を蒔いていただければありがたいです。
(一部抜粋)
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この講座で、それぞれの参加者のなかに自然への新しい発見や思いが生まれる時間を、ご一緒できれば嬉しいです。
【出演者プロフィール】
佐々木知幸(ささきともゆき)/みちくさ部長
1980年埼玉県生まれ千葉県育ち。千葉大学園芸学部卒。幼い頃から野草に親しみ、大学では植物生態学を専攻。植物同士の繋がりを専門とする。北鎌倉たからの庭で小さな観察会「みちくさ部」を主宰。各地で観察会を行う。専門性を活かして、野草や雑草を生かした庭づくりも手がける。著書『散歩で出会うみちくさ入門』(文一総合出版)
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[チケット/書籍販売のご案内]
配信イベントのため、店頭で書籍をご購入いただけないかたに、
書籍通販つきチケットも販売いたします。
Bチケット=リアルタイム配信1000円税別
+『散歩で出会うみちくさ入門』(文一総合出版) 1800円税別
※書籍はクリックポストで発送いたします。
※送料は配信料に含まれています。
※ご予約をいただいてから随時発送いたします。
[視聴環境につきまして]
Zoomのウェビナーで視聴いただきます。インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットがあれば、事前の登録やダウンロードなどは不要です。
配信のURLとご案内は、8/27より、順次メールでお送りいたします。
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このイベントは野外を歩き、実際の樹木を映しながら配信します。
雑音などが混ざる可能性もございます。ご了承ください。
イベントのご予約はこちらから!
※原則として払い戻しは出来ませんのでご注意ください
2020/08/29 Sat -
佐々木知幸×下北線路街園藝部
「本屋のまわりの木々を知る
BONUS TRACK樹木案内 2020夏」

- 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念