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歴史上の出来事は、何を根拠に事実とみなされるのでしょう。近世以前に起こった出来事の場合、真実のよりどころは、史料や史跡などにたよらざるをえません。また、近代に起こった事件や事故でも、当事者や周辺人物の証言はどこまで信用できるのでしょうか。
どのような出来事も、どんな人物も、時間が経過するなかであるイメージをまとい、そのイメージを覆すことは困難になります。しかし、予断を排し、史料や証言を掘り起こしていことで、これまで事実と思われていたことが疑わしくなってくるのです。
6月に刊行された畑中章宏さんの『廃仏毀釈――寺院・仏像破壊の真実』と、前田啓介さんの『辻政信の真実 失踪60年――伝説の作戦参謀の謎を追う』は、どちらも、近現代史上の〝悪名高い〟出来事や人物が抱かれてきた“定説”を、丹念な取材や史料の読み直しなどから、批判的に検討しています。
伝説はいったいだれが生み出し、事実を脚色していくのか? 人々はなぜそれを信じ、物語として楽しんでしまうのか? お盆のさなか、また終戦記念日という節目の日に、スリリングな対話をぜひお楽しみください!
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【出演者プロフィール】
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
1962年大阪生まれ。民俗学者、作家。著書に『天災と日本人』ちくま新書)、『日本の神様』イーストプレス)、『柳田国男と今和次郎』平凡社新書)、『災害と妖怪』亜紀書房)、『蚕』晶文社)、『五輪と万博』春秋社)、『死者の民主主義』トランスビュー)、『21世紀の民俗学』KADOKAWA)、『日本疫病図説』笠間書院)など、共著に『神道の美術』平凡社)ほかがある。
前田啓介(まえだ・けいすけ)
1981年生まれ。滋賀県出身。上智大学大学院修了。2008年、読売新聞東京本社入社。長野支局、松本支局、社会部、文化部、金沢支局を経て、現在、文化部で歴史・論壇を担当。満蒙開拓や、ペリリュー・アンガウルの戦い、硫黄島の戦い、沖縄戦、特攻、シベリア抑留など戦争に関する取材に関わってきた。単著としては『辻政信の真実 失踪60年―伝説の作戦参謀の謎を追う』が初めての著書となる。
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