※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(2週間)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
新型コロナウイルス感染症拡大下で、大きな打撃を受けている舞台芸術・芸能。
その実態や関係者の声をまとめる取り組みが、演劇、音楽それぞれのフィールドで進行しています。
演劇では、早稲田大学演劇博物館が、『Lost In Pandemic 失われた演劇と新たな表現の地平』と題した企画展を開催。
この一年半に起きたこと、その中で試みられてきたことを多角的に収集・記録した同展の内容は、書籍としても刊行されました。巻末の関係年表、中止・延期公演のリストだけでも圧巻の資料です。
かたや音楽に於いては、日本ポピュラー音楽学会(JASPM)が、昨年4月にプロジェクトチームを立ち上げ、音楽関係者への経済的な影響や音楽ファンの意識の変化など、調査を行ってきました。
両者の成果を共有することで、ささやかでも未来への光を見出すことを目指し、トークイベントを開催します。
登壇いただくのは、『ロスト・イン・パンデミック』の書籍編集、展覧会の企画・構成を担当された後藤隆基さん。「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト」運営メンバーの加藤賢さん。そして、演劇・音楽両分野に造詣が深く、多岐に渡る批評・執筆活動に加えてご自身でアーティスト招聘・公演制作も行ってきた佐々木敦さんをモデレーターにお招きします。
後藤さん、加藤さんからそれぞれの取り組みをご紹介いただくとともに、文化行政のあり方、配信の可能性と限界、「身体」や「場」の変化など、パフォーミングアーツの現在を取りまく様々なテーマについて、時間の許す限り語っていただく予定です。
演劇・音楽に携わる方や、ファンの皆様はもちろん、文化を愛する多くの方にご覧いただければ幸いです。
【出演者プロフィール】
後藤隆基(ごとう・りゅうき)
1981年静岡県生まれ。早稲田大学演劇博物館助教、博士(文学)。専門は近現代日本演劇・文学・文化。著書に『高安月郊研究――明治期京阪演劇の革新者』(晃洋書房)、共著に『演劇とメディアの20世紀』(森話社)他。
加藤賢(かとう・けん)
1993年愛知県生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程3年、日本学術振興会特別研究員(DC2)。修士(文学)。専門はポピュラー音楽研究。日本ポピュラー音楽学会主催「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」参加。論文に「渋谷に召還される〈渋谷系〉——ポピュラー音楽におけるローカリティの構築と変容——」他。
佐々木敦(ささき・あつし)
1964年愛知県生まれ。音楽、演劇、文学、映画他、諸ジャンルを貫通する批評活動を行うほか、「HEADZ」主宰としてCDリリース、音楽家招聘、コンサートの企画制作等も手がける。著書に『小さな演劇の大きさについて』(Pヴァイン)、『即興の解体/懐胎―演奏と演劇のアポリア―』(青土社)、『アートートロジー:「芸術」の同語反復』(フィルムアート社)、他多数。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイム配信と見逃し配信(2週間)でお楽しみいただけます
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【書籍付きチケットのご案内】
・書籍を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍はイベント後、B&Bからの発送となります
・海外発送は行いません
※『ロスト・イン・パンデミック 失われた演劇と新たな表現の地平』は、装丁と一部内容の異なる早稲田大学演劇博物館発行版・春陽堂書店発行版がございます。B&Bで購入いただけるのは春陽堂書店版となります
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