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2021年7月、一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』が発売されました。同書は、「韓国文化は好きだけど、歴史の問題についてどう考えたらいいかわからない」——こんな思いを抱える人たちが、朝鮮半島と日本の歴史について学び考えるための本です。
この刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナールの筆者5名、ゲストには、深沢潮さんをお迎えします。『緑と赤』『ひとかどの父へ』『海を抱いて月に眠る』などの作品で、ひとりひとりの人生をとおして朝鮮半島と日本の歴史と現在を描いてきた深沢潮さん。8月末には、日本軍「慰安婦」とされた女性の視点から沖縄戦を描く新刊『翡翠色の海へうたう』が刊行されました。
「韓国の芸能人は『反日』なのかな?」「何を信じたらいいかわからない…」「親にK-POP好きを批判された…」「若い世代が交流すれば関係はよくなるんじゃないの?」
『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』では、日本人の若者が歴史に対して抱えがちなこのような疑問を切り口に歴史を考えた本です。本のなかでは、「モヤモヤ」しながら歴史と向き合おうとした筆者たちの経験がつづられています。
深沢潮さんの小説『緑と赤』のなかにも、日本と朝鮮半島のはざまで生きるひとりひとりの経験や「モヤモヤ」が散りばめられています。
「モヤモヤ」をキーワードにつながる2つの本は、ひとりひとりが歴史のなかに生きることとはどのようなことなのか読者に問いかけます。
今回のイベントでは、両執筆者が互いの著書について感じたことや、歴史に向き合うためのヒントはどこにあるのか、など、思いの丈を語り合います。お楽しみに!
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【出演者プロフィール】
一橋大学加藤圭木ゼミナール
朝鮮近現代史・日朝関係史ゼミナール。学部3・4年生が所属している。平和や人権、ジェンダーの観点を大事に、歴史を学び、考え、語り合う。ゼミでは毎週の文献輪読をはじめ、映画鑑賞やフィールドワーク、長期休暇中には韓国や日本各地での合宿などもおこなう。本書は2020年度在籍のゼミ生有志が制作。本書の広報ツイッターアカウントは@info_moyamoya。
深沢潮(ふかざわ・うしお)
父は一世、母は二世の在日コリアンの両親より東京で生まれる。上智大学文学部社会学科卒業。2013年、在日コリアンの家族の喜怒哀楽が詰まった連作短編集『ハンサラン愛するひとびと』を刊行し、作家活動を始める。(文庫で『縁を結うひと』に改題)ほかの作品に、ヘイトスピーチに翻弄されるひとびとの物語『緑と赤』(小学館文庫)、女性の貧困を見つめた『足りないくらし』(徳間文庫)、父親をモデルにした小説『海を抱いて月に眠る』(文春文庫)、母乳信仰から女性の生きづらさを描いた『乳房のくにで』(双葉社)などがある。最新刊は、沖縄を舞台にした『翡翠色の海へうたう』(KADOKAWA)。
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