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このたび、小田原のどかさんの『近代を彫刻/超克する』刊行(10月29日発売)を記念して、ゲストに柴崎友香さんをお迎えしてトークイベントを開催します。
『近代を彫刻/超克する』は、彫刻の中でも公共の場にある彫像を主に取り上げ、それらをめぐる事件、トピックなどを通して、日本近現代史、ジェンダーの問題、「公共」というものなどについて考える、画期的な論考です。創作や評論活動で注目される小田原のどかさんの初めての単著になります。
小説家・柴崎友香さんの作品には、その場所の来歴や記憶、そこに流れる時間が、いつも感じられます。柴崎さんをゲストに迎え、おふたりに、本書で取り上げられるトピックやその周辺をめぐって、お互いの関心をお話しいただきます。
どうぞお楽しみに!
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【出演者プロフィール】
小田原のどか(おだわら・のどか)
1985年、宮城県仙台市生まれ。多摩美術大学彫刻学科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科にて修士号、筑波大学大学院人間総合科学研究科にて博士号を取得。芸術学博士。彫刻家/アーティストとしての活動と並行して、彫刻研究、版元経営、書籍編集、展覧会企画、評論執筆を行う。
柴崎友香(しばさき・ともか)小説家。2000年に第一作『きょうのできごと』を上梓(2004年に映画化)。2007年に『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年に『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞、2021年『百年と一日』でみんなのつぶやき文学賞(国内篇)、肉の会文学賞受受賞。他の小説作品に『待ち遠しい』『千の扉』『公園へ行かないか? 火曜日に』『パノララ』など、エッセイに『よう知らんけど日記』など著書多数。
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