※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
2000年、出版社 医学書院で編集者の白石正明さんが立ち上げたレーベル「シリーズ ケアをひらく」。
専門家や当事者が自由なスタイルで文章を書き進め、定型の本ではない「ケアをひらく」だからこその一冊が次々に誕生しました。
2024年3月、白石正明さんが医学書院を退職されます。読者はもちろん、出版・書店関係者、そして書き手に愛されるシリーズを立ち上げた白石さん。本屋B&Bでは、そんな白石さんに大きな感謝の心を込め、著者のみなさんにご協力いただき三回のトークイベントを開催します。(ちなみに「シリーズ ケアをひらく」はまだ続きます!)
◎2024年2月12日(月・祝)(19:00-21:00)伊藤亜紗×三好愛×白石正明
会場:本屋B&B(来店・配信)
『どもる体』の著者・伊藤亜紗さんと、同書の装画を担当された三好愛さん、そして白石正明さんに登壇いただきます。
女の子の口から、にょろっと飛び出している女の子自身。三好さんは、このどもる子ちゃんが装画デビュー作品だったそう。本の装丁の制作過程や、毎回白石さんが作られている帯文など本づくりに焦点をあてながら、三人でシリーズ ケアをひらくを振り返っていただきます。
◎2024年2月21日(水)(19:30-21:30)頭木弘樹×岡田美智男
会場:本屋B&B(配信のみ)本企画にすぐにご賛同くださった『食べることと出すこと』の頭木弘樹さん。シリーズ ケアをひらくの著者の中でお話してみたい方についてうかがったところ、真っ先に『弱いロボット』の岡田美智男さんのお名前が挙がりました。
頭木さんから岡田さんへ聞いてみたいことを少しだけ公開します。
「「弱い」ということをどうお考えになっていますか。また、「弱いロボット」は人間が手助けするわけですが、「援助」ということについて、どうお考えになっているか、おうかがいしてみたいです。」
お二人の初対面に立ち会うことができる時間、そして岡田さんのお返事をお楽しみに!
◎2024年2月29日(木)(19:30-21:30)横道誠×白石正明
会場:本屋B&B(来店・配信)『みんな水の中』のあとがきで、シリーズ ケアをひらくを40冊近く(当時刊行されていたすべて)を読み、熱狂的な白石正明さんのファンになったと書いている横道誠さん。「白石さん、シリーズ ケアをひらくをありがとう」イベントの最後の回は、『みんな水の中』について、そして横道さんにご本人を目の前に、白石さんについて思いきり語っていただきます。
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【出演者プロフィール】
白石正明(しらいし・まさあき)
1958年生まれ。96年、医学書院入社。「シリーズ ケアをひらく」の刊行を2000年に始め、今まで43冊を出版。毎日出版文化賞、小林秀雄賞、大宅壮一ノンフィクション賞などの受賞作もある。
伊藤亜紗(いとう・あさ)
東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)『どもる体』(医学書院)『記憶する体』(春秋社)『手の倫理』(講談社選書メチエ)、『感性でよむ西洋美術』(NHK出版)共著に『ぼけと利他』(ミシマ社)など。
三好愛(みよし・あい)
イラストレーター。東京都出身。2011年、 東京藝術大学大学院修了。おもな仕事に、書籍の装画や挿絵、新聞小説の挿絵、 バンドのグッズなど。著書に、『ざらざらをさわる』(晶文社)、『怪談未満』(柏書房)がある。
頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒。大学3年の20歳のときに難病(潰瘍性 大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの 言葉が救いとなった経験から『絶望名人カフカの人生論』( 新潮文庫)を編訳。他の編訳書に『絶望名人カフカ× 希望名人ゲーテ』(草思社文庫)、『ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟』(春秋社)。著書に『絶望読書』(河出文庫 )、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)、『 落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)、『食 べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)。編 者を務めたアンソロジーに『絶望図書館』『トラウマ文学館』『うんこ文学』(いずれもちくま文庫)、『絶望書店』(河出書房新社 )、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)がある。NHK「 ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。最新刊は初エッセイ集『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 (青土社)。
ブログ:https://ameblo.jp/kafka-kashiragi/
岡田美智男(おかだ・みちお)
豊橋技術科学大学情報・知能工学系教授。1960年、福島県生まれ。東北大学大学院工学研究科博士課程修了。NTT基礎研究所情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などを経て現職。専門は、コミュニケーションの認知科学、社会的・関係論的ロボティクス、ヒューマン‐ロボットインタラクション、次世代ヒューマンインターフェースなど。主な著者に、『弱いロボット』(医学書院)、『ロボットの悲しみ』(共著、新曜社)、『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(講談社現代新書)、『ロボット 共生に向けたインタラクション』(東京大学出版会、大川出版賞受賞)、『口ごもるコンピュータ』(共立出版)など。
横道誠(よこみち・まこと)
京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。単著に『みんな水の中─「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く!─当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる─発達障害者の世界周遊記』(文藝春秋)、『発達界隈通信─ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)、『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)ほか多数、編著に『みんなの宗教2世問題』(晶文社)、『信仰から解放されない子どもたち─#宗教2世に信教の自由を』(明石書店) がある。
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