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この人、何者?
極上のエッセーで、文体が弾み、とんでもなく博識で、どうやらフランス暮らし。俳句を作る人らしい。一回ごとに漢詩の引用があるが、その漢詩はいつも角を曲がったところに立っている。しなやかな和訳と読解が続く。
世の中は驚きに満ちている、と改めて思った。
――池澤夏樹
(本書帯文より)
フランス在住の俳人・小津夜景さんによる、漢詩とともにある暮らしをつづったエッセイ集『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』の刊行を記念して、本書に帯文をご執筆いただいた作家・池澤夏樹さんをお招きし、お二人の対談をおこないます。
池澤さんに「世の中は驚きに満ちている、と改めて思った。」と言わしめた小津夜景さんとは、いったい何者なのか? また、詩人でもあり、詩に関する書籍も数多く執筆されている池澤さんと、俳句の実作者である小津さんは、ふだんからどのように詩を読み、詩をたのしんでいるのか。
ほかにも、どちらも北海道出身で、フランスに居住経験があるという共通点の多くあるお二人に、文学・詩歌・翻訳・土地などをテーマに自由に語っていただきます。
ニース在住の小津さんの帰国と、札幌在住の池澤さんの上京のタイミングが偶然かさなって実現した今回の企画。貴重な初対談を、ぜひ目撃してください。
【出演者プロフィール】
小津夜景(おづ・やけい)
1973年北海道生まれ。俳人。2000年よりフランス在住。2013年「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、2017年『フラワーズ・カンフー』(2016年、ふらんす堂)で田中裕明賞。2018年『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。ブログ「小津夜景日記*フラワーズ・カンフー」
池澤夏樹(いけざわ・なつき)
1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年「スティル・ライフ」で芥川賞、92年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞。ほかに『楽しい終末』(伊藤整文学賞)、『静かな大地』(親鸞賞)、『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)、『カデナ』『キトラ・ボックス』など著作多数。『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』全30巻に続き、『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』全30巻が完結。
詩に関しては、詩集『池澤夏樹詩集成』、翻訳詩『カヴァフィス全詩』『チャイナタウンからの葉書―リチャード・ブローティガン詩集』、エッセイ集『詩のなぐさめ』『詩のきらめき』などがある。
近著に『ワカタケル』『いつだって読むのは目の前の一冊なのだ』『ぜんぶ本の話』(池澤春菜と共著)。
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2021/02/26 Fri 15:00-
小津夜景×池澤夏樹
「小津夜景さんって何者?」
『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』(素粒社)刊行記念
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