応募多数につき、募集を締め切りました。
「本屋B&B」は2019年7月に7周年を迎えます。まちの中に新刊書店があり続けるためのひとつのモデルとなることを目指して、「これからの街の本屋」を掲げてオープンしました。これまで営業を続けて来ることができた自分たちのことを誇らしく思うと同時に、長くやってきたからこそ、自分たちがどのような本屋であるべきなのか、あらためてスタッフ同士で話し合う機会が増えて、次の「これから」に向けてのいろいろな課題も見えてきました。
これまで約7年間、年末年始を除く毎日、新刊書店として営業し、著者を招いたトークをはじめとする様々なイベントを開催し、ビールをはじめとするドリンクを提供し、本棚をはじめとする家具を販売し、早朝の英会話教室や様々な連続講座を開催し、移転してからは壁2面ぶんの小さなギャラリーも運営し、いろんな撮影に使っていただき、他にも様々な人や団体とコラボレーションしながら、本好きが集まる場として、メディアとして、やれることを様々に取り組んできました。そして、このように挙げることができる枠組みのバリエーションではなく、それぞれひとつずつの中身を、より自分たちなりに深めていくべく、このたび新たな仲間を募集することにしました。
今回の求人では、イベントの企画・運営を中心としつつ、「本屋B&B」のあらゆることについて一緒に考えてくれる人を募集します。本屋である私たちにとって、自分たちらしさの中心にあり、最も多くの人にそれを届けたいと考えているものは本ですが、その本の魅力を伝える橋渡しになると同時に、自分たちが中心となって作り上げることで、店として継続していくための収益的な中心にもなっているものはイベントです。「本屋B&B」にとって、とても重要な役割であり、その仕事に誇りと責任を持って、楽しみながら、長く取り組んでくださる方と出会えることを願っています。
主な勤務地は下北沢です。月に10本程度のイベントを担当すると同時に、イベントを開催する夜の時間の責任者として週3~4日の閉店作業を行っていただくのが、当初の主な業務です。たくさんの出演者やスタッフと関わる仕事となります。さまざまなバックグラウンドを持つ人との交流に積極的であり、知らない分野のことを新しく知り誰かと共有することに喜びを感じるような人を望んでいます。また、本を扱う仕事は、人間の生活や社会のあり方などに対する個人的な問題意識が浮かびあがりやすい仕事でもあります。それらを少しずつでも言語化し、スタッフ間で話し合い、納得いく店づくりをしていくことに前向きに取り組める人と一緒に働きたいと思っています。コミュニケーションは求めていますが、饒舌さは求めていません。相手の気持ちを考え、拙くとも自分の言葉を発せる人を望んでいます。
必須条件となる過去の勤務経験はありません。書店員、編集者、本の営業、何らかのイベント企画などの仕事をされていた方には、その経験を生かしていただけるだろうと考えています。また、仕事としてではなくとも、特定の分野への強い関心と知識がある方は、それを積極的に発揮していただきやすい環境です。ただし、その特定の分野にしか関心がない人や、逆にどの分野にも積極的な関心がなく、ベストセラーになるような本しか読んだことがない人には、向いていないかもしれません。深く掘って根を張っていくことと、広く見渡して全体図を描いていくこと、両方を楽しみながら日々の読書をし、生活を営んでいる人であれば、仕事として本やイベントに携わった経験がなくても、きっとよい仲間になれるのではないかと思っています。
ご応募を、お待ちしております。
【雇用形態】
正社員・契約社員
※3ヶ月間試用期間あり
【募集人数】
1名
【勤務地】
下北沢 本屋B&B
【勤務時間】
週5日 14:30-23:30(休憩1時間)
【給与・待遇】
経験・能力を考慮
【応募方法】
応募多数につき、募集を締め切りました。
2019/05/30 Thu
スタッフ募集のお知らせ
- 01/23 Thu 魚返明未×井上銘「ジャズトーク&ライブ at B&B」『ジャズ深掘りトーク・セッション』(大修館書店)刊行記念
- 01/24 Fri 竹中直人×伊東友香×原カントくん
「どうしよう…どうしたらいい…どうしようもないか…な… 」
『なんだか今日もダメみたい』(筑摩書房)刊行記念 - 01/25 Sat 杉田俊介×小山内園子×すんみ
「新しい男子論がフェミニズムに応答する in 韓国&日本」
『韓国、男子──その困難さの感情史』(みすず書房)刊行記念 - 01/26 Sun なかじ×minokamo「麹とみそ BAR 〜日本の発酵食文化をかたろう」『麹づくりと発酵しごと』(農文協)『みそ味じゃないみそレシピ』(池田書店)W刊行記念
- 01/27 Mon 西加奈子×一穂ミチ「愛について、いま書きたいこと」 新文芸誌『GOAT』重版記念
- 01/29 Wed 桜庭一樹×斧田小夜×大木芙沙子「歴史、テック、そしてSF:下町SFの魅力と可能性」『トウキョウ下町SFアンソロジー』(発行:Kaguya Books/発売:社会評論社)刊行記念
- 01/31 Fri 高田怜央×永井玲衣
朗読会「この詩がうれしい」 - 02/01 Sat 市川紘司×連勇太朗×乾久美子
「不確かな世界/時代を生き抜くための39の言葉(ツール)」
『建築をあたらしくする言葉』(TOTO出版)刊行記念 - 02/01 Sat 【TALK EVENT & LIVE】
LOLOET×ジェレミー・ベンケムン
「今日、どんな音楽を聞く?
─音楽と言葉と生活と─」 - 02/02 Sun 梨×株式会社 闇「梨×闇という怪異を解く、大質問会」 ——『つねにすでに』(ひろのぶと株式会社)刊行記念
- 02/03 Mon 里見龍樹×奥野克巳「人類学の“現在地”」『入門講義 現代人類学の冒険』(平凡社)刊行記念
- 02/04 Tue 東直子×伊藤康「日々の言葉を書きとめる」『母の友』(福音館書店)さよなら記念
- 02/05 Wed 海猫沢めろん×街裏ぴんく「読書未遂」 『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』(河出書房新社)『虚史平成』(CDジャーナル)W刊行記念
- 02/06 Thu 清水浩司×前垣壽宏×日野昌暢「広島から日本酒と日本酒の本がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」『くらくら西条』 (ザメディアジョン)刊行記念
- 02/07 Fri けんご×齋藤明里×スケザネ
「ブックインフルエンサー集合!
動画で本を紹介する秘訣を大公開
&三人によるビブリオバトル」 - 02/08 Sat 柚木麻子×吉田恵里香
「私たちは日本のドラマによって作られてきた」
『柚木麻子のドラマななめ読み!』(フィルムアート社)刊行記念 - 02/08 Sat 早尾貴紀×松下新土「ガザの問いにどう応えるか」『ガザの光』(明石書店)刊行記念
- 02/09 Sun 桜林直子×武田砂鉄
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ 最終回 〜書く&聞くプロからはどう見えているのか教えてよ〜」 - 02/10 Mon 森達也×安田浩一
「集団心理はアイデンティティを放棄させるか?」
『九月はもっとも残酷な月』(ミツイパブリッシング)刊行記念 - 02/12 Wed 国分チエミ×鈴木成一×井上奈奈
「星に絵本を繋ぎ、生まれた絵本」
『空のまにまに』(KISSA BOOKS)刊行記念 - 02/14 Fri トミヤマユキコ×瀧波ユカリ
「当たり前が解体される予感」
『異性愛という悲劇』(太田出版)刊行記念 - 02/15 Sat カツセマサヒコ
「『傷と雨傘』(マガジンハウス)刊行記念
トーク&サイン会」 - 02/15 Sat 阿部大樹×たられば
「日記と随筆とSNSと精神科医と犬」
『now loading』(作品社)刊行記念 - 02/21 Fri 竹村眞一(『ゴミうんち』著者×中村萌(Spiral Club)
「ぐるぐるめぐる、私たちのゴミうんち」 MEGURU CLUBトークイベント - 02/22 Sat 高野秀行×小西公大「辺境の作法」『酒を主食とする人々ーエチオピアの科学的秘境を旅する』(本の雑誌社)『ヘタレ人類学者、沙漠をゆく』(大和書房)W刊行記念
- 02/23 Sun あきやあさみ×竹村優子「ファッションと人生〜制服化で“なりたい自分”を実現する方法」
- 02/28 Fri 松本一弥×上丸洋一×遠藤美幸「戦争をいかに語り継ぐか」
- 03/06 Thu 和田靜香×小川淳也×大島新「あれから日本はどうなった? 」『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』(朝日新聞出版)刊行記念