佐藤友哉×坂上秋成サリンジャーから鏡家サーガまで～『ナイン・ストーリーズ』(講談社)刊行記念

2013年夏の終わり、最新短編集『ナイン・ストーリーズ』を刊行した佐藤友哉さん。
この作品は、タイトルどおりJ・D・サリンジャーへのオマージュとして、1篇1篇がサリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』と対応する変奏となっており、佐藤さんの作品ではお馴染みの鏡家7兄弟が活躍します。
本イベントでは、著者の佐藤友哉さんと、自身も作家として春に『惜日のアリス』を刊行している批評家の坂上秋成さんをお迎えし、鏡家サーガ・シリーズについて、小説について、縦横無尽にお話いただきます！


佐藤友哉（さとう・ゆうや）
1980年生まれ。作家。2001年、『フリッカー式　鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年、『1000の小説とバックベアード』で第20回三島由紀夫賞を受賞。他の著書に『クリスマス・テロル』『子どもたち怒る怒る怒る』『灰色のダイエットコカコーラ』『世界の終わりの終わり』『デンデラ』『333のテッペン』『1000年後に生き残るための青春小説講座』など。

坂上秋成（さかがみ・しゅうせい）
1984年生まれ。小説家、文芸批評家、ミニコミ誌『BLACK PAST』、『ビジュアルノベルの星霜圏』責任編集。
『ユリイカ』、『cakes』、『PLANETS』、『4Gamer』、『週刊 読書人』などに批評を 寄稿。
2013年4月に河出書房新社より小説『惜日のアリス』を刊行。