時には自らも自然の一部と化し、あるいは生きものたちと同じ目線から、自然の中で繰り広げられる物語を捉えた写真展『NATURE CRAZYS』。
今回、この四人の若手自然写真家による写真展「NATURE CRAZYS」開催を記念して、出展者の中のお二人、佐藤岳彦さんと高久至さんをお迎えします。
かたや、カエルやヘビや昆虫、さらに小さな菌類まで、生きものたちとの出会いを求めて日夜密林をさまよう佐藤岳彦さん。そして、かたや屋久島の水中ガイドを辞め、この春から国内の海を潜り歩く旅に出ている高久至さん。同じく自然を相手としながら、まったく異なるフィールドを対象とするお二人。
このお二人に加え、写真展の企画者である、自然目線のグラフィックメディア『ライフスケープ』編集長・高橋佐智子さんが聞き手となり、自然がなければ生きていけない、まさに“ネイチャー・クレイジー”なお二人に、大自然にたったひとりたたずむことの快楽と、未知なる物語をファインダーに捉えることの喜びについて、存分に語り合っていただきます。
【写真展概要】
写真展『NATURE CRAZYS』(フジフイルムスクエア)
http://fujifilmsquare.jp/event.html
【出演者プロフィール】
佐藤岳彦(さとう・たけひこ)
1983年宮城県生まれ。大学院(森林動物学)中退後、フリーランスに。傍らの自然から熱帯のジャングルまで、国内外で生命の織り成す世界を追いかけている。写真集『生命の森 明治神宮』(講談社)。掲載誌は『ナショナルジオグラフィック』(日経ナショナルジオグラフィック社)、『ライフスケープ』(風景写真出版)など他多数。
高久 至(たかく・いたる)
1982年神奈川県生まれ。東京農業大学卒業。幼少期より海と親しみ、18歳からダイビングを始める。一年間の世界放浪の後、ダイビング業界に入り、海を知るべくひたすら潜り込む。2009年に屋久島に移住してからはダイビング店の経営をしながら、毎日屋久島の海を切り取り続けている。2013年に「高久至写真事務所」を立ち上げ現在に至る。写真集に『屋久島 豊穣の海』。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2016/04/16 Sat -
佐藤岳彦×高久至
「ひとりぼっち×カメラという快楽 〜密林とか、海の底とか〜」
写真展『NATURE CRAZYS』開催記念
- 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『怪談』を3ヶ月かけてじっくりと読む - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 07/31 Thu 奥田知志×永井玲衣
「わたしたちの社会はさみしいのか?」
『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』(西日本新聞社)刊行記念 - 08/03 Sun 今野晴貴×内田良 「残業代、請求できます!部活、なくなります!激変する学校教育の今」『教育現場における「定額働かせ放題」の終焉』(堀之内出版)刊行記念
- 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/06 Wed 金子玲介×長井短
「同時代を生きる、書き手たち」
『流星と吐き気』(講談社)刊行記念 - 08/07 Thu 旦木瑞穂×古田雄介
「親の介護 する? しない?」
『しなくていい介護』(朝日新聞出版)刊行記念 - 08/09 Sat 桜林直子×植本一子
「少しだけ、違う視点を手に入れる」
『つまり“生きづらい”ってなんなのさ?』(光文社)
『ここは安心安全な場所』W刊行記念 - 08/10 Sun 高田漣×いとうせいこう
「サンプリングする小説、オルタナティブな文学」
『街の彼方の空遠く』(河出書房新社)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/18 Mon 青山美智子×新井見枝香
「スイート&ビター。だから人生は美味」
『チョコレート・ピース』(マガジンハウス)刊行記念 - 08/30 Sat コナリミサト×武田真治
「スナックバブル in B&B」
『凪のお暇』(秋田書店)完結・12巻刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念