※本イベントは配信またはご来店のいずれかでご参加いただけるイベントです。またサイン入り書籍付きチケットも販売いたします。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
日本における分析哲学の第一人者として、長年「分析哲学ってどんなものですか？」という問いに答え続けてきた飯田隆先生。哲学とは何か、分析哲学とは何か、そして哲学はどこへ向かうのか、といった大きな問いをめぐって、飯田先生が一般の読者に向けて発表してきたエッセイを1冊にまとめたのが、5月に刊行された『分析哲学 これからとこれまで』です。
本書の刊行を記念した今回のイベントでは、対談相手として現代形而上学をご専門とされる気鋭の鈴木生郎先生をお迎えし、分析哲学がどう変わってきたのか、日本での動向はどうなっているのか、ということについてお話しいただきたいと思います。
飯田隆先生のコメント
分析哲学は死んだとか終わったとか言われ出してからもう三十年は経ちますが、少なくとも英語圏のアカデミックな哲学では、そうした気配はいっこうにありません。さいわいわが国でも分析哲学は生きています。しかし、現在の分析哲学は、ひと昔前に思われていたような特徴をもっていません。扱う主題の範囲の広がりから言っても、また、過去の哲学との関係の豊かさから言っても、それは、「ただの哲学」に他なりません。私自身が体験した半世紀における分析哲学の変貌について、とりわけ日本における状況を中心にお話できたらと思っています。
鈴木生郎先生のコメント
『分析哲学 これからとこれまで』は、現代の分析哲学の変容や、分析哲学におけるウィトゲンシュタインの位置づけ、日本における分析哲学の受容など、幅広い論考を集めた著作です。今回のイベントでは、まさにこうしたテーマについてじっくりお話を伺うことで、分析哲学は今現在どのようなものになりつつあるのかを考える機会にしたいと考えています。特に、1970年代以降の日本における分析哲学のあり方や、飯田先生のこれまでとこれからについても、エピソードを交えつつお話を伺うことができればと思います。
どうぞお楽しみに！
【出演者プロフィール】
飯田隆（いいだ・たかし）
1948年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。著書に『言語哲学大全Ⅰ～Ⅳ』（勁草書房）、『新哲学対話』（筑摩書房）、『日本語と論理』（NHK出版新書）、『虹と空の存在論』（ぷねうま舎）ほか。
鈴木生郎（すずき・いくろう）
1978年生まれ。日本大学准教授。共著に『ワードマップ現代形而上学』（新曜社）、『よくわかる哲学・思想』（ミネルヴァ書房）、共訳書にライカン『言語哲学』（勁草書房）ほか。
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【来店での参加につきまして】
・最大100名まで入る会場で、最大人数10名と絞りゆとりを持って設営しております。
・来店での参加の際にはマスクの着用をお願いしております。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので入店の際にご協力をお願いいたします。
・ドリンクの提供は中止しております。
・来店チケットをご購入された方も配信でご覧いただけます。配信でのご視聴につきましては上記【配信での参加につきまして】をご確認ください。当日体調などに不安がある方はこちらをご利用ください。
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
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・配信はリアルタイムのみでご視聴いただけます。録画での視聴はできませんのでご注意ください。
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【書籍付き配信での参加につきまして】
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