もはや社会現象とも言っても過言ではない、お笑いコンビ「ピース」又吉直樹さんの『火花』。
芥川賞受賞によってさらに部数を伸ばし、累計発行部数の239万部は、村上龍『限りなく透明に近いブルー』、綿矢りさ『蹴りたい背中』を抜いて、芥川賞受賞作の単行本としては歴代1位に。
一芸人だった又吉さんが、いまや芥川賞作家として脚光を浴びるまでには、どのような背景があったのか。そのカギを握る3人の編集者たちーー『マンスリーよしもとPLUS』編集長として早くから又吉さんの才能に注目しエッセイ連載「東京百景」を開始させた森山裕之さん、2007年にはすでに『hon-nin』で又吉さんにコラムの連載を依頼し、小説家・中村文則さんとの仲も繋いだ編集者の九龍ジョーさん、そして、『火花』の編集を担当した文藝春秋の浅井茉莉子さんをお迎えしたトークイベントを開催します。
『火花』の誕生秘話をはじめ、3人が又吉さんに感じた作家としての可能性、三者三様の『火花』の読み方、ネット上の『火花』評、芥川賞受賞後の反響、日本文学に『火花』がもたらしたもの、そして3人が考える「編集」とは……などなど、存分に語ってもらいます。
文学好きはもちろん、本が好き、編集に興味がある、『火花』の舞台裏を知りたいという方々、必見のトークイベントです。
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