2009年秋に逮捕されて話題になった婚活詐欺事件（首都圏連続不審死事件）の木嶋佳苗。
彼女が密かにネット上で行っていた活動を掘り起こしたのは、実はネットの住人たちでした。
そこでの佳苗の呼び名は「力士工（カナエ）」。それらの経緯をブログに連続掲載していたものが、この度『力士工 婚活詐欺事件』として書籍になりました。
この事件には、地方と東京、美人と不美人、セレブと庶民、男と女などさまざまなフックがあります。
が、特徴的なのは、力士工を語る人のなかに力士工像があるところではないか。
つまり、それぞれ違う「わたしの力士工」が人の数だけいるということ。
イベントでは、掘り起こされた力士工の数々の活動を振り返りながら、平山さん、柳下さん両人の「わたしの力士工」をも探ることができればと思っています。
はみ出し者の女性の生き方が好物の平山亜佐子さんと、特殊翻訳家で殺人事件にも造詣が深い柳下毅一郎さんとで二時間たっぷり語っていただきます。
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