日本人の「死生観」について知りたいと思っている方は、多いのではないでしょうか。
それは仏教から、神道と渾然となった山岳宗教まで。
また西欧の一神教から現代のスピリュチュアリズムまで。
もちろん、とても簡単に一望できるものではありません。
また、「日本人」とひとくくりにしてしまっては、大切なことを見落としてしまいます。
今回B&Bでは、『珊瑚礁の思考』刊行を記念したイベントとして、琉球の「死生観」に迫ります。
ゲストにお迎えするのは、『珊瑚礁の思考』の著者である喜山荘一さん。沖縄で発行されている琉球文化誌『momoto』のアートディレクター、写真家であり、本書のカバー撮影もつとめた仲程長治さん。
このお二人の島人(シマンチュ)から、琉球の生と死、生まれ変わり、つまり「死生観」の話を、島の写真もたっぷりと観せていただきながら伺っていきます。
南の海に浮かび、珊瑚礁と白い砂浜に縁どられた八重山・沖縄・奄美・トカラの島々。
文字を持たなかった時代、そこで生きてきた島人は何を思っていたのか。
トーテム、あの世、生まれ変わり、洞窟、そしてサンゴ礁は、どう関係するのか。
さらに後半では、琉球文化誌『momoto』で編集に携わる松島由布子さんと、プロデューサーの大川雅生さんも加わって、琉球からの不思議な「贈り物」を皆さんと一緒に紐解きたいと思います。
当日、テーマに関係のある特別なものが、参加者の皆さんに会いに琉球からやって来る予定も!
どうぞ、お楽しみに!
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