「やめられない、止まらない。欲望が欲望を生む、欲望の資本主義。」
2017年、18年新春NHKで放送、以来現代の不透明な社会状況を独自の視点で切り取り、斬新な映像表現で問題提起、話題を呼び、書籍化もされた「欲望の資本主義」。今回は、この「資本主義」、「欲望」、そして、心、身体をキーワードに、番組の企画者、プロデューサーの丸山俊一さんと、元総合商社勤務で5国語を話すマルチリンガル、「ニッポンのジレンマ」出演後、現在キャスター、タレントして活躍中の堀口ミイナさんによる、異色のトークセッションです。
格差、分断…、不透明感が広がる世界、ニッポン。資本主義の行き詰まりが叫ばれる中、何が起きているのか?そこで、どんな発想の転換をすればよいのか?
今、時代の転換期にあって、精神を消耗しない発想法、スタイルとは?資本主義の本質、精神に与える影響、そこにある身体性も視野に、今、これからを考えます。
堀口さんの個人的な体験、番組制作の裏話などもまじえ、自由闊達に語り合います。
堀口ミイナ
キャスター・タレント
トルコのイズミル生まれ。 日本とトルコのハーフとして生まれ、人生の半分を海外(トルコ、パキスタン)で過ごす。母国語である日本語とトルコ語のほか、英語・スペイン語・中国語の5ヶ国語を話すマルチリンガル。 早稲田大学政治経済学部卒業後は三菱商事に4年程勤務。ワインエキスパート、テキーラマエストロなどお酒に造詣が深い(テキーラの原料であるアガベアスールをついにベランダで育てはじめました)。語学好きが高じて、今年から東京大学で本格的に言語脳科学の研究を開始。好きな番組は「ニッポンのジレンマ」と「英語でしゃべらナイト」。
丸山俊一プロフィール
1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。教養番組部ディレクターなどを経て現在NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」「仕事ハッケン伝」「ニッポンのジレンマ」「ニッポン戦後サブカルチャー史」「欲望の資本主義」などをプロデュース。 著書に『欲望の資本主義~ルールが変わる時~』(東洋経済新報社 制作班との共著)『欲望の資本主義2~闇の力が目覚める時~』(東洋経済新報社 制作班との共著)『結論は出さなくていい』(光文社新書)『すべての仕事は「肯定」から始まる』(大和書房)『欲望の民主主義~分断を越える哲学~』(幻冬舎新書 制作班との共著)など。早大、藝大で非常勤講師を兼務。
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