双方合意の上で、複数者と恋愛関係を築くポリアモリーというライフスタイルが、今話題です。世の中には好きな人を1人だけとは決められずにいる人がいます。
そんな、複数の恋人とお付き合いをしているポリアモリー実践者の30代女性による、新しい恋愛スタイルの本『わたし、恋人がふたりいます。』(WAVE出版)が現在書店で発売中です。同書は、人気サイト「CAKES」で連載している「わたし、恋人が2人います」企画の書籍化です。
隠れてこそこそするのは自分らしくない、正直に誠実なライフスタイルを貫きたい。
そんな複数恋愛ポリアモリーにいまなぜ注目が集まっているのでしょうか?
あちこち好きな人が出来てしまう自分はいったいなんだろう。
誰もが傷つかないために必要な解決策ってなんだろう。
著者のきのコさんは、ポリアモリーという概念があることを知り、長年の悩み苦しみから解放されることになりました。
優先順位はつかないの?
嫉妬はしない?
などなど、22世紀に向けた新恋愛について
教えてもらいたいことは山積みです。
今回この『わたし、恋人がふたりいます。』の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は、『わたし、恋人が2人います。』著者きのコさん、男性ポリアモリ—実践者の代表として、芳賀書店社長・芳賀英紀さん。
そして、性愛についての映画の取材や執筆を長年手掛けている、フリーライターの藤木TDCさんからは、普通の男性がポリアモリーをどう理解し、実践したらいいのかという立場で参加していただき、長年「好きの気持ちを抑えられない」男女の不倫取材を続けてきた亀山早苗さんの計4名で、当イベントを盛り上げたいと思います。
恋愛した相手が複数愛者で戸惑っている方なども、ぜひ参加していただき、出演者と一緒に考えてみませんか?
※当日は、会場からの質問や意見を多く受け付け、ディスカッションの時間を多く取る予定です
【出演者プロフィール】
きのコ(きのこ)
1983年福岡県生まれ。九州大学大学院人文科学府卒、メーカー勤務の会社員。2011年より、自分が複数の人を愛する「ポリアモリー」であることをカミングアウトしている。ポリアモリーに興味をもつ人の交流会「ポリーラウンジ」の主催者のひとり。
Twitter@kinoko1027
芳賀英紀(はが・ひでのり)
芳賀書店3代目社長、SEXカウンセラー&エロコンシェル。1981年8月28日生まれ。東京出身。AB型。神田神保町で80年もの歴史を誇る老舗書店にして、アダルト・メディアの総本山としても有名な芳賀書店の社長に21歳で就任、負債11億円だった同店を社長交代第1期で黒字転換させる。英BBC放送に経済人として2回、アダルト業界人として1回、計3度の出演を始め、テレビ、雑誌、ラジオ、ネットなど、様々なメディアに露出する。いま、もっともメディアを騒がす性愛界の若き論客。テレビ東京「じっくりきいたろう」にて、ポリアモリストとしての活動を公表する。
Twitter@hagashoten
藤木TDC(ふじき・てぃーでぃーしー)
フリーライター・記者業など。1962年秋田県生まれ。映画やAVの評論から芸能史、横丁・小路の歴史探訪、漫画原作など、雑誌ムックを中心に幅広く執筆。『辺境酒場ぶらり飲み』(リイド社)原作担当。『セントラルアーツ読本』(洋泉社インタビュー2+コラム1)、『激動の平成史』(洋泉社 平成AV史回顧)など。
Twitter@fujikiTDC
亀山早苗(かめやま・さなえ)
1960年東京生まれ。 明治大学文学部卒。フリーライター。 女性誌等で活躍中。 女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある。 著書に『不倫の恋で苦しむ男たち』(WAVE出版刊)、『アラフォーの傷跡 女40歳の迷い道』 (鹿砦社刊)、『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき』(扶桑社刊)、『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版刊)、『人はなぜ不倫をするのか』(ソフトバンククリエイティブ刊)などがある。
Twitter@viofatalevio
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2018/07/17 Tue -
きのコ×芳賀英紀×藤木TDC×亀山早苗
「ポリアモリーって何!? 好きな人が複数いますが、なにか?」
『わたし、恋人が2人います。』(WAVE出版)刊行記念
- 05/19 Mon 永谷亜矢子×嶋浩一郎
「なぜあの観光地は選ばれるのか? 」
『観光"未"立国』(扶桑社)刊行記念 - 05/20 Tue 鈴木成一×大島依提亜×大久保明子
「“良い装丁”ってなんだろう?」
『【全5回】本屋B&B 超実践 装丁の学校 ファイナル』開校記念 - 05/21 Wed 浜島直子×一田憲子
「感情を言葉にすること」
『キドアイラク譚』
『もっと早く言ってよ。』(扶桑社)W刊行記念 - 05/23 Fri 大塚ひかり×春画ール
「歴史から悪意の本質を考える 」
『悪意の日本史』(祥伝社)刊行記念 - 05/24 Sat 森本淳生×鈴木亘×藤山直樹
「人文学から見る落語/落語から見る人文学」
『落語と学問する』(水声社)刊行記念 - 05/25 Sun アキラ・ザ・ハスラー×小沼理
「ぼくたち、今日は明るい話をしよう。」
『売男日記』(loneliness books)復刊記念 - 05/28 Wed 奇妙礼太郎×伊藤亜和『オールウェイズ』(ZINE)『わたしの言ってること、わかりますか。』(光文社)W刊行記念
- 05/30 Fri 堀井美香×今井雄紀×嶋浩一郎
「ラジオの先輩に聞いてみよう! ラジオの魅力と聞く力」 - 05/31 Sat 白石正明×牟田都子
「ケアと校正」
『ケアと編集』(岩波書店)刊行記念 - 06/01 Sun 濱中淳子×伊藤賀一
『大学でどう学ぶか』
『もっと学びたい!と大人になって思ったら』
(筑摩書房)W刊行記念 - 06/02 Mon 秋吉健太×中村貞裕
「“編集力とミーハー力” 。“好き”を仕事にする技術——編集者と経営者、それぞれの視点から」
『原点回帰 山田孝之、新しいコミュニティをつくる』(blueprint)刊行記念 - 06/03 Tue 穂村弘×脇田あすか×木村亮×筒井菜央
「『コトアム』と短歌アンソロジーから広がる”編む”を”読む”楽しさ」
ことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』リリース記念 - 06/04 Wed 矢野利裕×町屋良平
「小説の死後に文学を再設定する」
『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)刊行記念 - 06/07 Sat 中村佑子×石田月美
「わたしが、わたしのからだを孤独にしないために」連動企画
『なぜこの世界で子どもを持つのか 希望の行方』(集英社)連載スタート記念対談 - 06/08 Sun 藤見よいこ×小宮りさ麻吏奈「間(あわい)に立つひと」『半分姉弟』『線場のひと』(リイド社)W刊行記念
- 06/13 Fri 横道誠×菊池真理子×二村ヒトシ×松本俊彦
「みんなおいでよ、依存症の豊かな世界」 - 06/14 Sat 鴻上尚史×一色洋平×おーちようこ
「演劇のつくり方 〈もっと〉 教えます」
『舞台が幕を開けるまで』(大修館書店)刊行記念 - 06/18 Wed 小笠原鳥類×広瀬大志×黒崎晴臣
「おお、限りなく現代の詩人たち」
『おお、限りなく懐かしい動物たち』(ライトバース出版)刊行記念 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」