谷崎由依さんの最新作『鏡のなかのアジア』が、7月5日、集英社より発売されました。
チベット、台湾、クアラルンプール、京都…。アジアの土地をモチーフに、翻訳家でもある谷崎さんが描く幻想短編集。
はるかな歴史を持つ僧院で少年僧が経典の歴史に触れる「……そしてまた文字を記していると」、雨降る村でかつて起こった不思議な出来事を描く「Jiufenの村は九つぶん」、時空を超え、熱帯雨林にそびえる巨樹であった過去を持つ男の物語「天蓋歩行」など、全5編がおさめられています。
今回B&Bでは、『鏡のなかのアジア』刊行を記念して、柴田元幸さんをゲストにお迎えしてイベントを開催します。
『鏡のなかのアジア』をはじめ、お互いの訳書(スティーヴン・ミルハウザー『十三の物語』、コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、レアード・ハント『ネバーホーム』など)にも話題を広げていきます。
さらに、谷崎さんが愛読して影響を受けてきたという海外文学と、『鏡のなかのアジア』とのつながりにも迫ります。
どうぞお楽しみに。
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