自分が好きなこと、興味のあること、人に知らせたいこと、全てひっくるめて「書きたいこと」を本にしたい人は多いはず。しかし、出版社だって商売。著者の書きたいテーマと時代のニーズは必ずしも一致しないので、売れないと判断したものを書籍化はできません。
そうは言うものの、自分の書きたいことを本に昇華したい。どうすれば自分の書きたいことを自費出版ではなく、商業として本にできるのでしょうか。企画の提案の仕方? マーケティング法? 編集者のセンス? はたまた運?
そこで、書きたいことを本に昇華させた神田桂一さん、岡野誠さん、姫野桂さんがB&Bに集結!
神田さんは、文学好きが興じ、文豪たちの文体を模写して書いた『もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)が第2弾と合わせて計15万部を突破するベストセラーに。9月には文庫本化もされました。
岡野誠さんは、24年間にも及び、田原俊彦を徹底的に研究。6月に『田原俊彦論――芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)を上梓しました。
姫野桂さんは、発達障害当事者を追ったルポ『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)を8月に刊行しました。
3人はどうやって自分の書きたいことを本にできたのでしょうか、また、無事日の目を見た本で世界を変えられるのでしょうか!? そんな疑問を紐解く2時間です!
【出演者プロフィール】
神田桂一(かんだ・けいいち)
ライター。一般企業に勤めたのち、週刊誌『FLASH』の記者に。その後フリー。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』『クイックジャパン』『TRANSIT』「Yahoo!特集」『週刊金曜日』などで執筆。
岡野誠(おかの・まこと)
フリーライター。18年6月、24年間に及ぶ研究成果を『田原俊彦論――芸能界アイドル戦記1979-2018』として発表。複数人への取材に加え、1980年代、90年代の歌番組や音楽祭、ワイドショー映像を入手。当時の資料(新聞、雑誌、テレビ)に徹底的に当たることで、ムーンウォーク初披露の日付、「ビッグ発言」報道の移り変わりなど、いままでにない事実をあぶり出した。88年5月19日、田原俊彦『抱きしめてTONIGHT』が1位になった際、ハガキを読まれたファンの漢字を調査するほど綿密な取材を行なった。同書の巻末資料では、田原俊彦の『ザ・ベストテン』全ランクイン曲の思い出のシーン、1982年、88年のほぼ全出演番組(視聴率、内容、テレビ欄など)を掲載。モットーは「神は細部に宿る」。
姫野桂(ひめの・けい)
フリーライター。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でのアルバイトとヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れる。卒業後、一般企業に就職。3年で退職し、ライターへ。『週刊SPA!』『サイゾーウーマン』『東洋経済オンライン』『V系キタコレ!』などで執筆。18年8月5日『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)を刊行。
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2018/10/06 Sat -
神田桂一×岡野誠×姫野桂
「書きたいことを本に昇華させる方法〜本で世の中を変えることはできるか」
- 05/18 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念 - 05/19 Mon 永谷亜矢子×嶋浩一郎
「なぜあの観光地は選ばれるのか? 」
『観光"未"立国』(扶桑社)刊行記念 - 05/20 Tue 鈴木成一×大島依提亜×大久保明子
「“良い装丁”ってなんだろう?」
『【全5回】本屋B&B 超実践 装丁の学校 ファイナル』開校記念 - 05/21 Wed 浜島直子×一田憲子
「感情を言葉にすること」
『キドアイラク譚』
『もっと早く言ってよ。』(扶桑社)W刊行記念 - 05/23 Fri 大塚ひかり×春画ール
「歴史から悪意の本質を考える 」
『悪意の日本史』(祥伝社)刊行記念 - 05/24 Sat 森本淳生×鈴木亘×藤山直樹
「人文学から見る落語/落語から見る人文学」
『落語と学問する』(水声社)刊行記念 - 05/25 Sun アキラ・ザ・ハスラー×小沼理
「ぼくたち、今日は明るい話をしよう。」
『売男日記』(loneliness books)復刊記念 - 05/28 Wed 奇妙礼太郎×伊藤亜和『オールウェイズ』(ZINE)『わたしの言ってること、わかりますか。』(光文社)W刊行記念
- 05/29 Thu 中本千晶×早花まこ
「読む“タカラヅカ”の魅力」
『相克のタカラヅカ』(春風社)刊行記念 - 05/30 Fri 堀井美香×今井雄紀×嶋浩一郎
「ラジオの先輩に聞いてみよう! ラジオの魅力と聞く力」 - 05/31 Sat 白石正明×牟田都子
「ケアと校正」
『ケアと編集』(岩波書店)刊行記念 - 06/01 Sun 濱中淳子×伊藤賀一
『大学でどう学ぶか』
『もっと学びたい!と大人になって思ったら』
(筑摩書房)W刊行記念 - 06/02 Mon 秋吉健太×中村貞裕
「“編集力とミーハー力” 。“好き”を仕事にする技術——編集者と経営者、それぞれの視点から」
『原点回帰 山田孝之、新しいコミュニティをつくる』(blueprint)刊行記念 - 06/03 Tue 穂村弘×脇田あすか×木村亮×筒井菜央
「『コトアム』と短歌アンソロジーから広がる”編む”を”読む”楽しさ」
ことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』リリース記念 - 06/04 Wed 矢野利裕×町屋良平
「小説の死後に文学を再設定する」
『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)刊行記念 - 06/07 Sat 中村佑子×石田月美
「わたしが、わたしのからだを孤独にしないために」連動企画
『なぜこの世界で子どもを持つのか 希望の行方』(集英社)連載スタート記念対談 - 06/08 Sun 藤見よいこ×小宮りさ麻吏奈「間(あわい)に立つひと」『半分姉弟』『線場のひと』(リイド社)W刊行記念
- 06/13 Fri 横道誠×菊池真理子×二村ヒトシ×松本俊彦
「みんなおいでよ、依存症の豊かな世界」 - 06/14 Sat 鴻上尚史×一色洋平×おーちようこ
「演劇のつくり方 〈もっと〉 教えます」
『舞台が幕を開けるまで』(大修館書店)刊行記念 - 06/18 Wed 小笠原鳥類×広瀬大志×黒崎晴臣
「おお、限りなく現代の詩人たち」
『おお、限りなく懐かしい動物たち』(ライトバース出版)刊行記念