TBSラジオ「文化系トークラジオ〜Life」スピンオフ企画!
塚越健司さんからのコメントが届いています。
「友人や家族、SNSでも、コミュニケーションには常に困難が伴います。何を言えばいいか考えすぎて新しい関係性に踏み出せなかったり、これまでの関係性に違和感を持っても相手に言いだせないまま、関係が持続していることもあります。
対処法としては、自分のコミュニケーションを絶えずモニタリングし、他者との関係性を問い直すことが挙げられます。とはいえ、忙しい日々で自分について考えるのは、かなりしんどいものです。そこで近年では、良好なコミュニケーションが生まれやすい「場」の設定が議論されたり、あるいは過剰に「動く」ことより「観る」ことを重視するコミュニケーションのあり方等が提唱されています。
そこで今回は、私たちがどういったコミュニケーションをしたいのかについて考えます。社会学理論から現代のコミュニケーション環境について説明したり、小説をはじめとしたコミュニケーションにまつわる本の紹介も多数行うので、きっとあなたの考えが深まるヒントとなるイベントになります。皆様のご来場を、お待ちしております。」
※今回のイベントは10月の放送と関連している話題です。ラジオクラウドを聴くと、よりお楽しみいただけます!
(文化系トークラジオ~Life ニュース版→ https://www.tbsradio.jp/life-news/)
終了後もビールやチャイを片手に、本についてコミュニケーションについて語らいましょう。また書評家の倉本さおりさんには、関連本をはじめB&Bのたくさんの書籍を熱く勧めてくださる予定です!
実際に出演者と交流しながら、コミュニケーションについて考えてみませんか。
【出演者プロフィール】
塚越健司(つかごし・けんじ)
1984年生まれ。拓殖大学、学習院大学非常勤講師。Screenless Media Lab. リサーチフェロー。専門は情報社会学、社会哲学。単著に『ニュースで読み解くネット社会の歩き方』(出版芸術社)、『ハクティビズムとは何か』(ソフトバンク新書)。その他共著多数。NHK Eテレ『世界へ発信!SNS英語術』解説。ウェブ記事配信に「サイバー空間の権力論」(WEDGE)、「塚越健司の情報社会学・社会哲学の視点から」(Yahoo!ニュース個人)。その他メディア出演、記事寄稿等多数。
清田隆之(きよた・たかゆき)
1980年、東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。著書に『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(ともにイースト・プレス)、 単著に『よかれと思ってやったのに――男たちの「失敗学」入門』(晶文社)など。
宮崎智之(みやざき・ともゆき)
1982年生まれ。フリーライター。日常生活における違和感を綴ったエッセイやコラムを、雑誌、Webメディアなどに寄稿している。著書に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)など。雑誌「ケトル」の10月15日号から連載「ネタモト」がスタート。
倉本さおり(くらもと・さおり)
1979年東京都生まれ。ライター、書評家。毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」、小説トリッパー「クロスレビュー」を担当のほか、「週刊新潮」誌上にて「ベストセラー街道をゆく!」、「文藝」誌上にて「はばたけ! くらもと偏愛編集室連載中。共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)。
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