12/26(木)12:00〜よりウェブ受付限定にて追加販売いたします。
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韓国文学や#metoo運動、最近では#Kutooやフラワーデモなどの運動も広がり、ここ数年盛り上がりを見せているフェミニズム。
しかし、私たちは自らの労働環境や生活が、フェミニズムが提唱した形で本当に変わってきたと、少しでも実感できているのでしょうか?
あるいは、フェミニズムによってまだまだ語るべきだと思えることが、未だ語られてない、と感じることはないでしょうか?
フェミニズムがネオリベラル的な自己責任や個人化を推し進め、それぞれの持つ”弱さ”を押しつぶしている可能性も、あるかもしれません。
現在の社会が見ないようにしてきた問題を、さらには、それと闘うはずのフェミニズム理論や社会運動からすらこぼれ落ちてきたものについて、”ぼそぼそと”つぶやくように掬い取った『ぼそぼそ声のフェミニズム』を上梓した栗田隆子さんと、
お相手には『日本のポストフェミニズム』(大月書店)にて英米のポストフェミニズム論を参照しつつ、日本社会のジェンダーとセクシュアリティをめぐる状況を、理論的および具体的に考察した菊地夏野さんをお迎えし、じっくりお話しいただきます。
栗田隆子(くりた・りゅうこ)
1973年東京生まれ。大阪大学大学院文学研究科文化形態論臨床哲学博士課程中退。フリーターズフリー1号(2007年)、2号(2008年)、3号(2015年)の編著者を務める。そのほか「高学歴女子の貧困〜女子は「学歴」で幸せになれるか?」共著(光文社新書 2014年)働く女性の全国センターの代表(2014年〜2018年)を経て現在は非正規労働者/文筆業。『ぼそぼそ声のフェミニズム』(2019年)は初の単著。
twitter:@kuriryuofficial
菊地夏野(きくち・なつの)
名古屋市立大学人間文化研究科教員。専攻は社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。主著に『ポストコロニアリズムとジェンダー』(青弓社、2010年)、『ナゴヤ・ピース・ストーリーズ――ほんとうの平和を地域から』(共著、風媒社、2015年)、『クィア・スタディーズをひらく1』(共著、晃洋書房、2019年)。
twitter:@okiku3rd
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