※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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福島第一原子力発電所事故から間もなく10年。
ハンス・ヨナスをはじめとした現代ドイツ思想を軸に据えて、テクノロジーと社会の関係を考察し続けてきた戸谷洋志さんの『原子力の哲学』(集英社新書)がこのたび刊行されました。
本書は、原子力(核兵器と原発)をめぐるハイデガー、アーレント、ヨナス、デリダなど7人の代表的な哲学者の考えを紹介し、それぞれの人と思想の関係を明らかにしながら、原子力の脅威にさらされた世界はどのようなもので、そうした世界に生きる人間はどのように存在しているのか、その根源を問うていく一冊です。
同書の刊行を記念してトークイベントを開催します。
トークイベントのゲストには、昨年刊行された『漂泊のアーレント 戦場のヨナス――ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』(慶應義塾大学出版会)の共著者、百木漠さんをお迎えします。
戸谷さんと百木さんはヨナスとアーレント、それぞれの専門家の立場から、戦争の時代を共に生き抜いた二人の友情と研究の軌跡を、丁寧に綴りました。
今回はアーレントやヨナス、二人の師であるハイデガーなどを軸に、原子力を哲学するためのトークイベントです。
『原子力の哲学』『漂泊のアーレント 戦場のヨナス――ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』をすでに読んだ方はもちろん、未読でもアーレントまたはヨナスに関心のある方、あるいは原子力について哲学的に考えたい方はぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
戸谷洋志(とや・ひろし)
1988年東京都生まれ。哲学研究者、大阪大学特任助教。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現代ドイツ思想を軸に据え、テクノロジーと社会の関係を研究。著書に『Jポップで考える哲学――自分を問い直すための15曲』(講談社)、『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版)、共著に『僕らの哲学的対話 棋士と哲学者』(糸谷哲郎との共著、イーストプレス)、『漂泊のアーレント 戦場のヨナス――ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』(百木漠氏との共著、慶応大学出版会)、『アーレント読本』(日本アーレント研究会編、法政大学出版局)がある。
百木漠(ももき・ばく)
1982年生まれ。社会思想史専攻。現在、立命館大学専門研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。単著に『アーレントのマルクス――労働と全体主義』(人文書院)、共著に『漂泊のアーレント 戦場のヨナス』(戸谷洋志との共著、慶應義塾大学出版会)、『アーレント読本』(日本アーレント研究会編、法政大学出版局)、『生きる場からの哲学入門』(大阪哲学学校編、新泉社)などがある。
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