※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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「もう一つの小さなものさしを いつも手元にしのばせておきたい」
「京都新聞」での約2年間の寄稿をまとめた『つたなさの方へ』(ちいさいミシマ社)は、2021年夏に、惜しまれつつも逝去した那須耕介さんによる随筆集です。余計なこと、みにくさ、へり、根拠のない楽観……法哲学という学問の世界に身を置きながら、「余白」に宿る可能性を希求しつづけた那須さんが、余命のなかで静かな熱とともに残した随筆15篇が収められています。
本書の刊行を記念して、「那須さんの残した言葉から」と題し、本屋B&Bとミシマ社(MSLive!)の共催でトークイベントを開催します。
ゲストに、歴史学者の藤原辰史さんと作家の黒川創さんをお迎えします。
お二人は昨年、SUREより刊行された那須さんの著作『社会と自分のあいだの難関』の収録・編集に携わり、那須さんの最期の講義に参加されました。那須さんが生前に残したことばや考えが、あらゆる側面において困難が付き纏ういまの社会においてどう受け継がれていくのか、お二人の視点から語っていただきます。
那須さんが好んだ「開かれた議論の場」を目指すべく、参加者のみなさまからの質問や意見を交えた時間になれば幸いです。
ぜひご参加ください。
【出演者プロフィール】
藤原辰史(ふじはら・たつし)
1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は食と農の現代史。著書に『ナチス・ドイツの有機農業』、『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『食べること考えること』、『トラクターの世界史』、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『食べるとはどういうことか』、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)、『縁食論』、『農の原理の史的研究』、『中学生から知りたいウクライナのこと』など。
黒川創(くろかわ・そう)
1961年生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。著書に『かもめの日』(読売文学賞)、『国境〔完全版〕』(伊藤整文学賞)、『京都』(毎日出版文化賞)、『鶴見俊輔伝』(大佛次郎賞)、『もどろき』『いつか、この世界で起こっていたこと』『暗殺者たち』『岩場の上から』『ウィーン近郊』『日米交換船』(鶴見俊輔・加藤典洋との共著)など。編著書に『鶴見俊輔コレクション』全4巻、『鶴見俊輔さんの仕事』全5巻ほか。
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【配信参加について】
・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【書籍付きチケットについて】
・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用いたしません
・商品到着までお時間をいただく場合がございます。また発送は、本屋B&Bよりお送りさせていただきます
・長期不在・住所不明等により書籍が返送された場合、保管期間内であれば、着払いにて発送させていただきます。保管期間は、イベント開催日から3ヶ月といたします
・海外発送は行っておりません
【キャンセルについて】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
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【主催】
本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
【共催】
ミシマ社
【本イベントに関するお問い合わせ】
イベントに関するお問い合わせはこちらをご確認ください
知りたい回答が見つからない、解決しない場合など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください
<お問い合わせ先>
event (at) bookandbeer.com ※(at)を@に変換して送信してください
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