
「アジア最貧国」「災害多発地帯」として知られる国・バングラデシュ。
そこには、楽器ひとつを抱えて放浪する
「バウル」と呼ばれる人々がいるらしい。
路上や祭で歌を披露しながら、
俗世から離れて暮らす彼らは「吟遊詩人」とも呼ばれ、
ユネスコの無形文化遺産に指定されているものの、
その実体は何だかよくわからない。
彼らの歌には独自の思想が暗号のように秘められているというけれど・・・。
国連勤務中に訪れたバングラデシュで耳にした「バウル」という言葉に、
なぜか心が惹かれた川内有緒。
仕事を辞めたことをきっかけに、
その不思議な響きを追いかけてバングラデシュへ。
どんな歌を歌うのか?
奇妙な詞は何を意味するのか?
追いかければ追いかけるほど輪郭が曖昧になる中で、
「バウル」の源流を覗こうと人の糸をたどっていった先には――。
そんな旅を描いた本が、今回の新刊『バウルを探して』。
聞き手はエディター・文筆家の佐伯誠。
10年前にANA「翼の王国」を通じて出会った二人が、本書の取材秘話に加え、
世界の各地で発見したことを盛りだくさんに語ります。
2013/03/16 Sat -
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