出版不況と言われて久しく、小説や雑誌の総発行部数は年を追うごとに減っています。「もう本は売れない。お金にならない」という声がいたるところで聞こえますが、そんな状況下でも本を作り続ける人たち。そして、筆を走らせ続ける小説家や海外作品を紹介する翻訳家たち。
これから小説家を目指すという方、いま修行中の方、小説を愛してやまないすべての人たちへ…。小説家・盛田隆二さんと翻訳家・柴田元幸さんが「小説家として生きていくということ」をテーマに、存分に語り合います。
盛田隆二
1954年生まれ、東京都出身の小説家。「ぴあ」編集者の傍ら小説を執筆し、85年早稲田文学新人賞入選。90年『ストリート・チルドレン』が野間文芸新人賞候補作に、92年『サウダージ』は三島由紀夫賞候補作となった。現代人の〈生〉と〈性〉に切り込む長編小説の書き手として評価は高く、2004年に刊行された『夜の果てまで』(角川文庫)は30万部を超えて、ロングセラー。2011年、『二人静』(光文社)で第1回Twitter文学賞を受賞。日本文藝家協会会員。
柴田元幸
1954年生まれ、東京都出身の翻訳家、小説家、アメリカ文学研究者。ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、スティーヴ・エリクソン、スティーヴン・ミルハウザー、リチャード・パワーズなど現代アメリカ文学の翻訳を数多く行っている。2010年にはトマス・ピチョンの『メイスン&ディクスン』(新潮社)を翻訳し、第47回日本翻訳文化賞を受賞。また、エッセイを数多く上梓しており、小説家としても2007年に初の短編集『バレンタイン』(新書館)を発行。東京大学大学院人文社会系研究科教授。
2013/07/21 Sun -
盛田隆二×柴田元幸 作家希望者必聴! 「小説家として 生きていくということ」
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「世界文学とロシア・ウクライナ」
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「自閉スペクトラム症の当事者と韓国文学翻訳者が語る『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』」 - 04/14 Fri 松澤茂信×村田あやこ×今井夕華×八馬智×上原将太
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「歌って、踊って、演じて、表現するアイドルのための健康とジェンダー」
『エトセトラ VOL.8』(エトセトラブックス)刊行記念 - 04/17 Mon ひらりさ×藤谷千明
「それでもオタク女をやっていく……のか?」
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『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)W刊行記念 - 04/18 Tue 小川公代×伊藤亜紗
「私たちの時代の感受性について考える」
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「我々は『好き』に突き動かされ今日も生きる」
『好きになってしまいました。』(大和書房)
『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)刊行記念 - 04/21 Fri イナガキヤスト×塚崎秀雄
「写真で表現者になるには」
『ぼくたちの大切な時間』(KADOKAWA)
『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方』(翔泳社)W刊行記念 - 04/23 Sun 柊サナカ×村上仁一
「本とカメラと写真と」
『天国からの宅配便 あの人からの贈り物』(双葉社)刊行記念 - 04/24 Mon 関口洋平×河野真太郎
「『イクメン』じゃダメなの? 新自由主義とケア」
『「イクメン」を疑え!』(集英社)刊行記念 - 04/27 Thu 関口竜平×内沼晋太郎
「独立書店を開業した私たちがみる「本屋の未来」〜本屋lighthouseという挑戦」
『ユートピアとしての本屋』(大月書店)刊行記念 - 05/10 Wed 緒方英樹×三上美絵
「ドボクって何だ? かわいい土木・ダイナミック土木偉人」
『大地を拓く』(理工図書)『かわいい土木 見つけ旅』(技術評論社)W刊行記念