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本信光理×野口尚子×carmine 「月刊MdNのつくりかた」 デザイン雑誌はどこへ向かうのか

本信光理×野口尚子×carmine 「月刊MdNのつくりかた」 デザイン雑誌はどこへ向かうのか



2013年の夏に、232号目にして大幅なリニューアルを図った『月刊MdN』。これまではアプリケーションのノウハウやグラフィック素材を扱うイメージがあったが、リニューアル後は広い意味でのデザインテクニックを取り上げつつ、いま気になる事例やトピックスの裏側を掘り下げていくスタイルに。デザイン制作者へ向けたカルチャー誌とも呼べるような内容になっている。

一方、読者の環境も変化しつつある。IllustratorやPhotoshopがサブスクリプション(期間契約)になったり、専業のデザイナーでなくとも何かしらのデザインワークをする人が増えていたり。写真、映像、印刷、プログラミング……デザインを取り巻く技術もどんどん複雑になってきた。
デザインを作ること、見ること、知ること……と、デザイン誌という媒体、そして読者との関係はどうなっていくのだろうか―――。

同人雑誌「PLOTTER」の企画する勉強会シリーズ、PRINTGEEK
MTGの8回目として、今回は月刊MdN編集長の本信光理さんにお話をうかがいます。「月刊誌ってどんなふうにまわしてるの?」「アートディレクターとどんなやりとりで誌面を作ってるの?」といった編集の仕方から、リニューアルの背景、これからの企画の方向性など「月刊MdNはどこへ向かっているの?」という部分にも突っ込んで聞いていければと思います。

本信光理
1973年生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒。1997年に学術書の出版やシンポジウムの運営を手がける編集プロダクションに入社。そこでPhotoshopやIllustratorをはじめて触る。その後、2001年にエムディエヌコーポレーション入社。グラフィックデザイナーにさまざまな情報やノウハウを提供する月刊誌「MdN」に配属となる。2010年より編集長。

野口尚子(紙ラボ)
編集、物書き、プリンティングディレクター。1984年生。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。出版デザイン・DTPを扱う制作会社を経たのち、印刷・広告のディレクションに携わり、その後、編集や執筆などの文字と媒体を扱う仕事に。同人活動として同人雑誌「PLOTTER」を編集している。

carmine
デザイナー。元々はウェブデザイナーとして働くことを目指していたが、個人活動として行っていた同人誌の企画・デザイン・編集をきっかけに印刷を学び、商業のフィールドでも、コミックスや漫画雑誌の装丁・レイアウトを行うようになる。同人雑誌「PLOTTER」副編集長。


出演者本信光理
野口尚子
carmine

出版社エムディエヌコーポレーション

開催日時

15:00~17:30 (14:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order