1975〜81年にわたり「花とゆめ」で連載さ れた『はみだしっ子』シリーズが大ヒットし、熱狂 的支持層を獲得、 『X Day』や『ムーン・ラ イティング』シリーズなどの代表作を生み出しながらも、1995年、惜しまれながら病没された漫画家の三原順。
彼女の全作品を網羅し た、ファン待望の「総特集 三原順」が、４月８日、河出書房 新社から発売されます。
本作品は、カラー100ページ、 『はみだしっ子』等のイラスト60点以上 が収録され、評論・解説・データ も充実の決定版。
今回B&Bで は、『総特集 三原順 少女漫画界のはみだしっ子』刊行を記念し て、トークイベントを開催します。
ゲストには、本作品に論考をよせ、また制作にもご協力されたマンガ研究家のヤマダトモコさんと、コラムを執筆されたマンガエッセイストの川原和子さんをお迎えします。
イベント開催に寄せて、お二人からスペシャルコメントもいただきました。
「三原順復活祭展、担当者です。私はわりと「ルーとソロモン」およびムーン・ライティング・シリーズ派でしたが、今回の展示のため三原順作品を読み返すにつけ、その尖鋭性にひたすら震撼。マンガリテラシーが高く、話をわかりやすくかつおもしろくまとめる天才・川原和子さんと一緒に、三原作品のすごさを語り倒します！」 (ヤマダトモコさん)
「一番好きなマンガは？」という質問には、長年「はみだしっ子」と答えてきました。 意外にこれまで人と語る機会がなかった「はみだしっ子」について、なぜ特別な作品であったのか、 また自分にとっての三原作品の魅力などを、米沢嘉博記念図書館で開催中の「三原順復活祭」の展示担当者でもある、尊敬するマンガ研究者のヤマダトモコさんと熱く語り合わせていただきます！ 」(川原和子さん)
どうぞお楽しみに！
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