2014年7月に閉店した下北沢の書店「フィクショネス」。店主であり作家でもある藤谷治さんが開催していた自由講座「文学の教室」がB&Bで復活!
毎回、特定の小説ひとつを課題図書として、藤谷さんの解説と参加者とのディベートで構成されるこの講座は、作品の歴史的背景や著者略歴といった、誰でも調べられる学問的内容ではなく、藤谷さんや参加者の経験や文学観を軸として、文学から何を学べるかを考えていくことをテーマとしています。
さらに、物書きを目指す方にとっては、藤谷さんが語る創作上の技術や姿勢が創作の手引になることでしょう。
藤谷さんからは、こんな挨拶文もいただきました。
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藤谷治です。
『フィクショネス』を閉店して、『文学の教室』がなくなってしまったのは、寂しいことでした。
それがこのたび、B&Bのご厚意によって復活することになりました!
有難うございます!
『文学の教室』は、どんな人でも楽しく文学の話ができる、いちげんさん歓迎、知識不要、偉い人不在の、日本一シキイの低い文学講座です。
毎月一冊、みんなでなんか読んで、そこから得られるもの、吸収できるものを探ります。
読んできてくれたら、みんなとその本の話ができますが、読んでこなくても大丈夫。
『口から先に生まれてきた男』藤谷治が、文学について、気絶するまで喋ります。
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第9回目として開催される「文学の教室」課題図書は、青山七恵『繭』。
感想文や書評などを持参すれば、藤谷さん本人からコメントもいただけます。
どうぞおたのしみに!
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