「一冊の本を売る本屋」をコンセプトに、銀座で「森岡書店」を営む森岡督行さんが、誠文堂新光社より『本と店主』という本を出版されました。
この本は、森岡さんがさまざまな業種で店舗を運営している店主の方に、「どんな本を読んできましたか」と尋ねたインタビュー集です。
店主の方が読んできた本を通して、それぞれの店主の方の人となりが伝わり、お店の空気感や空間づくりにも影響しているのがわかります。
今回本書の冒頭で登場する吉祥寺「Roundabout」「OUTBOUND」の店主小林和人さんをお招きし、『本と店主』番外編として対談イベントを開催することになりました。
本書で紹介する本以外で、お店づくりに関わった、影響した3冊をお互いに選びお話いただきます。
「本と店主」という組み合わせ、一見お店づくりのうえでつながりがみえにくいですが意外と影響を与えているんだ、と本書を読むと気づかされます。
お店の開業に興味のある方にはお二人のお話からなにか気になったり引っかかる言葉が拾えるかもしれません。
森岡さんと小林さんは<ハヤシモリ>というユニット名が生まれるくらい親交があるそう。
新年の初めに本を通した楽しいお話会になること間違いなしです。
ぜひご参加ください!
【プロフィール】
・森岡督行(もりおか・よしゆき)
1974年山形生まれ。2006年に東京・茅場町に「森岡書店」をオープン。2015年には「一冊の本を売る書店」として銀座店をオープン。著書に『BOOKS ON JAPAN1931-1972日本の体外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『荒野の古本屋』(晶文社)、『東京旧市街地を歩く』(エクスナレッジ)などがある。
・小林和人(こばやし・かずと)
1975年東京都生まれ。幼少期をオーストラリアとシンガポールで過ごす。1999年多摩美術大学卒業後、国内外の生活用品を扱う店Roundaboutを吉祥寺にて始める。2008年にはやや非日常に振れた品々を展開する場所 OUTBOUNDを開始。
両店舗のすべての商品のセレクトと店内のディスプレイ、年数回のペースで開催される展覧会の企画を手掛ける。
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