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西田亮介×工藤郁子×仲俣暁生
「『民主主義』を読む」
『民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版』(幻冬舎)

西田亮介×工藤郁子×仲俣暁生
「『民主主義』を読む」
『民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版』(幻冬舎)

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今年の1月末に、幻冬舎から『民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版』が出版されました。

この本は、「復刻版」とある通り、1948年~53年に中学・高校社会科教科書として使われていたものの復刻版。「民主主義とは何か」「選挙権の意義」「多数決の功罪」といった幅広い内容を、当時の一流の学者陣が、平易かつ格調高い文章で解説しています。

その内容は今も古びることなく、むしろ、デモや、安保法制、普天間の基地移設問題など、「民主主義」の根幹を揺さぶるような問題が山積する今だからこそ、きちんと読む必要がある一冊と言えます。

そこで、今回、本書の編集を担当した、東京工業大学准教授の西田亮介さんに、慶應義塾大学SFC研究所上席所員の工藤郁子さんとフリー編集者の仲俣さんをお 呼びして、前回の「政治批評の再考ーー2016年の参院選とメディア、言論を展望する」に続き、現代の「民主主義」について、熱く論じていただきます。

お楽しみに!

【出演者プロフィール】
西田亮介(にしだ・りょうすけ)
東京工業大学大学准教授。博士(政策・メディア)。 専門は情報社会論と公共政策。情報化と社会変容、情報と政治(ネット選挙)、社会起業家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、 地域産業振興等を研究。 1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。 同大学院政策・メディア研究科助教(有期・研究奨励Ⅱ)、(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大特別招聘准教授等を経て東京工業大学大学マネジメントセンター准教授。 著書に『メディアと自民党』(角川書店)『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)ほか。 共著に『無業社会 働くことができない若者たちの未来』(朝日新聞出版)ほか多数。

工藤郁子(くどう・ふみこ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員、マカイラ株式会社コンサルタント。
1985年東京都生まれ。オンライン署名プラットフォームを運営する Change.org, Inc.、戦略コミュニケーション・コンサルティング会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社を経て現職。専門は情報政策と広報。共著に『ソーシャルメディア論 つながりを再設計する』(青弓社)、論文に「共同規制とキャンペーンに関する考察」(情報ネットワーク・ローレビュー第13巻第1号)、「情報社会における民主主義の新しい形としての『キャンペーン』」(法学セミナー2014年1月号)など。

仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年東京都生まれ。フリー編集者、文筆家。「マガジン航」編集発行人。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。『シティロード』、『ワイアード日本版』などの雑誌編集部を経て、1997年より2005年まで『季刊・本とコンピュータ』のプロジェクトに参加(03~05年は編集長)。同誌終刊後、現代文学論、出版メディア論の執筆のかたわら、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年に株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊。メディアにかかわる著作として、編著『いまの生活「電子社会」誕生』(晶文社)、『ブックビジネス2.0』(実業之日本社)、『編集進化論』(フィルムアート社)、インタビュー集『〈ことば〉の仕事』(原書房)、単著に『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)などがある。


 
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出演者西田亮介
工藤郁子
仲俣暁生

出版社幻冬舎

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order