時には自らも自然の一部と化し、あるいは生きものたちと同じ目線から、自然の中で繰り広げられる物語を捉えた写真展『NATURE CRAZYS』。
今回、この四人の若手自然写真家による写真展「NATURE CRAZYS」開催を記念して、出展者の中のお二人、上田大作さんと増田弓弦さんをお迎えします。
かたや、世界放浪の旅の後、北海道の極寒の氷上にテントを張って漁師の手伝いをしながら人と自然の営みを追う道を選んだ上田大作さん。そして、かたやイギリスで音楽を志しながら、いつのまにかヨーロッパや中東、アフリカで自然写真の道を歩み始めた増田弓弦さん。
写真展の企画者である、自然目線のグラフィックメディア『ライフスケープ』編集長・高橋佐智子さんが聞き手となり、自然がなければ生きていけない、まさに“ネイチャー・クレイジー”なお二人に、旅を通して自分の道を見つける術、そして今も旅に生き、その途上から写真を発信し続ける意味について、存分に語り合っていただきます。
【写真展概要】
写真展『NATURE CRAZYS』(フジフイルムスクエア)
http://fujifilmsquare.jp/event.html
【出演者プロフィール】
上田大作(うえだ・だいさく)
1977年山口県生まれ。20代前半にジム・ブランデンバーグ氏の写真に出会い、その世界観に魅了される。2005年、会社員を辞めてタンザニアのセレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域やガラパゴス諸島などを見聞して歩く。2006年から北海道の道東地方や大雪山を主なフィールドとし撮影を始める。2013年、冬の道東に住み込み風連湖で漁を手伝いながら撮影した「風連湖 冬の物語」で第4回田淵行男賞を受賞する。
増田弓弦(ますだ・ゆづる)
1975年神奈川県生まれ。22歳の時に渡英し、ギタリストとして音楽活動を始める。イギリス在住中に訪れたフランスの山でアイベックスを始めとした野生動物と間近に出会い、それをきっかけに2008 年の夏に写真活動を始める。2009 年に訪れたイスラエルにある町エイラートで、珊瑚礁が広がる紅海に魅了され、水中写真活動も手がけるようになる。現在はイスラエルの砂漠地帯や南アフリカをメインフィールドに国際的な撮影活動を続けている。
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2016/05/15 Sun -
上田大作×増田弓弦
「自然写真家という旅」
写真展『NATURE CRAZYS』開催記念
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「遠まわりをした老舗家業の働き方」
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「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
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- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
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『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
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「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
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『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
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“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
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「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
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