川崎隆章さん著『まぼろしの大阪テレビ〜1000日の空中博覧会〜』が東方出版より発売中です。
1956年12月、大阪の堂島に誕生した大阪テレビは、平均年齢25.5歳という若者だらけのテレビ局でした。
合言葉は『やってみな、わからんやろ』。番組の企画や取材、中継、放送……。次々と日本初、世界初の記録を達成し、技術特許も星の数ほど取得。在阪の財界全体のバックアップを受けて、高さ700mの送信所と一日中走り回る中継車を武器に、関西に一大旋風を巻き起こしました。
『まぼろしの大阪テレビ〜1000日の空中博覧会〜』は、放送業界に長く携わり、現在は放送史研究者として活躍される川崎さんが、“まぼろしのテレビ局”と呼ばれる大阪テレビ(OTV)の「伝説」をまとめた熱い一冊です。
今回B&Bでは、本書刊行を記念してイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは、編集者の大川雅生さん。
いまや、国民に愛想をつかされたかのような「テレビジョン」。
しかし「テレビジョン」は、本当にすっかり愛されなくなってしまったのだろうか?
かつて絶大に支持され、愛されたテレビ局OTVが、いまの憂うべきテレビの体たらくに、熱く緻密に、真摯に語りかける本書について、たっぷりと伺っていきます。
テレビ好きの方、好きだった方、大阪文化に興味のある方、ぜひお楽しみに!
●出演者プロフィール
川崎隆章(かわさき・たかゆき)
1964年大阪府箕面市生まれ。千葉県立君津高等学校全日制普通科卒。1995年よりTokyo FM文字多重放送コンテンツ開発で放送業界入り。マルチメディア番組の企画制作に従事。1999年より演芸番組専門ラジオディレクター。落語専門CD/DVDレーベル「ワザオギ」の創立時からディレクターを務める。アジア放送研究会理事。ISIS編集学校師範(設立時メンバー)。東京操体フォーラム相談役。ソウル韓国語学院在学中。放送史研究者。著書『まぼろしの大阪テレビ〜1000日の空中博覧会〜』(東方出版)。東京在住。
大川雅生(おおかわ・まさき)
1958年大阪府大阪市生まれ。大阪府立住吉高校全日制普通科卒。コピーライター、メディアプランナー、ファシリテーター、研修講師、編集者など。ISIS編集学校師範・頭取・導匠(設立より10年程メンバー)。B&B内沼晋太郎塾長の「これからの本屋講座」1期〜4期受講生。ただいまはリゾートホテル二期倶楽部のマーケティング、文化事業のサポートなど。専門は情報編集、企画、リテラシーメソッドの開発、研修、ワークショップなど。情報編集WS、読書術WSも得意。ただいま「質問」をテーマにした研修コンテンツ開発に取り組み、「いい質問!講座」開講準備中。逗子在住。
イベントのご予約はこちらから!
2016/11/06 Sun -
川崎隆章×大川雅生
「テレビが熱く、愛されていた日」
『まぼろしの大阪テレビ〜1000日の空中博覧会〜』刊行記念
- 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念