全米ベストセラーのヒップホップ本『The Rap Year Book』の翻訳『ラップ・イヤー・ブック イラスト図解 ヒップホップの歴史を変えたこの年この曲』の発売を記念して、本書の訳者であり音楽評論家、小林雅明さんと、人気ヒップホップ専門番組 block.fm『INSIDE OUT』のDJ YANATAKEさん、渡辺志保さんが、今年の1曲を巡り、トークバトルをおこないます。会場挙手で、テン年代の今年の1曲が決まる!!!!!
ラップ誕生から2014年までのラップソングから毎年1曲(のみ)の重要曲を選ぶというシビアなルールと、おちゃめなイラストと図解で構成された『The Rap Year Book』は全米で発売されるや、ベストセラーを記録。入門者から、オールドスクーラーまで幅広い層に支持されています。もちろん「俺はこんな曲選ばない」という異論反論も多数。
今回のイベントでは、本で取り上げられなかった2015年以降の3曲も含め、2010年以降の重要曲を3人の登壇者が時間の許す限りプレゼンし、誰のセレクトがふさわしいか、会場挙手で決定します!
ヒップホップに詳しくなくても参加できます。
ビール片手にお楽しみいただければ幸いです。
【出演者プロフィール】
小林雅明(こばやし・まさあき)
群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。訳書に『ロスト・ハイウェイ』(デイヴィッド・リンチ)、『トリック・ベイビー 罠』(アイスバーグ・スリム)、『ローリン・ヒル物語』、『GODZILLA』、監訳書に『チェック・ザ・テクニーク ヒップホップ名盤ライナーノーツ集』、著書に『ミックステープ文化論』、『誰がラッパーを殺したのか?』など。
DJ YANATAKE
DJ/ディレクター/音楽ライター。レコードショップ”CISCO”のチーフバイヤーとして渋谷宇田川町アナログ・ブームの一時代を築き、DEF JAM JAPANの立ち上げやMTV JAPANに選曲家として参加するなどヒップホップ・シーンの重要な場面を担って来た存在。ビデオゲーム”Grand Theft Auto”シリーズや宇多田ヒカルのPR/発売イベントも手掛け多方面に活躍中。DJとしてはageHa、VISIONなどの大型クラブから、音楽好きの集まる小箱まで多くのパーティーを盛り上げている。またTBSラジオの人気番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」やInterFMなどにも準レギュラーとして出演中。近年は旧友であるm-floの☆Taku Takahashiが立ち上げたインターネット・ラジオ局block.fmにてヒップホップの人気番組「INSIDE OUT」のディレクションや、Zeebraや漢 a.k.a. GAMIのレーベル、タワーレコードの配信番組も手掛け、SKY-HI作品の制作を担当するなどマルチな活動が注目を集めている。DJとしては全国で初めてLINE MUSICのオフィシャル・プレイリストを制作・更新中。大型ヒップホップ・フェス「SUMMER BOMB」やライムスター全国ツアーのオープニングMIXを担当、「SOUL CAMP」では日本人で唯一2年連続出演を果たしている。また大ブームが巻き起こっているMCバトルの中心的イベント「戦極MCBATTLE」のメインDJもつとめている。
http://twitter.com/yanatake
https://instagram.com/yanatake
http://www.facebook.com/yanatake
http://block.fm/program/inside_out/
渡辺志保(わたなべ・しほ)
広島市生まれ。おもにヒップホップやブラックミュージックなどに関わる文筆の執筆や歌詞対訳のほか、block.fm「INSIDE OUT」などでのラジオMC、司会業などにも携わる。
これまでにインタヴューしたアーティストは、A$APロッキー、ニッキー・ミナージュ、ケンドリック・ラマー、ジェイデン・スミスら。
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2017/03/18 Sat -
小林雅明×DJ YANATAKE×渡辺志保
「テン年代(2010〜)の今年の1曲を選ぼう feat.INSIDE OUT」『ラップ・イヤー・ブック』(DU BOOKS)刊行記念
- 05/18 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念 - 05/19 Mon 永谷亜矢子×嶋浩一郎
「なぜあの観光地は選ばれるのか? 」
『観光"未"立国』(扶桑社)刊行記念 - 05/20 Tue 鈴木成一×大島依提亜×大久保明子
「“良い装丁”ってなんだろう?」
『【全5回】本屋B&B 超実践 装丁の学校 ファイナル』開校記念 - 05/21 Wed 浜島直子×一田憲子
「感情を言葉にすること」
『キドアイラク譚』
『もっと早く言ってよ。』(扶桑社)W刊行記念 - 05/23 Fri 大塚ひかり×春画ール
「歴史から悪意の本質を考える 」
『悪意の日本史』(祥伝社)刊行記念 - 05/24 Sat 森本淳生×鈴木亘×藤山直樹
「人文学から見る落語/落語から見る人文学」
『落語と学問する』(水声社)刊行記念 - 05/25 Sun アキラ・ザ・ハスラー×小沼理
「ぼくたち、今日は明るい話をしよう。」
『売男日記』(loneliness books)復刊記念 - 05/28 Wed 奇妙礼太郎×伊藤亜和『オールウェイズ』(ZINE)『わたしの言ってること、わかりますか。』(光文社)W刊行記念
- 05/29 Thu 中本千晶×早花まこ
「読む“タカラヅカ”の魅力」
『相克のタカラヅカ』(春風社)刊行記念 - 05/30 Fri 堀井美香×今井雄紀×嶋浩一郎
「ラジオの先輩に聞いてみよう! ラジオの魅力と聞く力」 - 05/31 Sat 白石正明×牟田都子
「ケアと校正」
『ケアと編集』(岩波書店)刊行記念 - 06/01 Sun 濱中淳子×伊藤賀一
『大学でどう学ぶか』
『もっと学びたい!と大人になって思ったら』
(筑摩書房)W刊行記念 - 06/02 Mon 秋吉健太×中村貞裕
「“編集力とミーハー力” 。“好き”を仕事にする技術——編集者と経営者、それぞれの視点から」
『原点回帰 山田孝之、新しいコミュニティをつくる』(blueprint)刊行記念 - 06/03 Tue 穂村弘×脇田あすか×木村亮×筒井菜央
「『コトアム』と短歌アンソロジーから広がる”編む”を”読む”楽しさ」
ことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』リリース記念 - 06/04 Wed 矢野利裕×町屋良平
「小説の死後に文学を再設定する」
『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)刊行記念 - 06/07 Sat 中村佑子×石田月美
「わたしが、わたしのからだを孤独にしないために」連動企画
『なぜこの世界で子どもを持つのか 希望の行方』(集英社)連載スタート記念対談 - 06/08 Sun 藤見よいこ×小宮りさ麻吏奈「間(あわい)に立つひと」『半分姉弟』『線場のひと』(リイド社)W刊行記念
- 06/13 Fri 横道誠×菊池真理子×二村ヒトシ×松本俊彦
「みんなおいでよ、依存症の豊かな世界」 - 06/14 Sat 鴻上尚史×一色洋平×おーちようこ
「演劇のつくり方 〈もっと〉 教えます」
『舞台が幕を開けるまで』(大修館書店)刊行記念 - 06/18 Wed 小笠原鳥類×広瀬大志×黒崎晴臣
「おお、限りなく現代の詩人たち」
『おお、限りなく懐かしい動物たち』(ライトバース出版)刊行記念