9月8日、漫画家おかざき真里さんの新刊『かしましめし』の1巻が発売されます。
同書は、1年前にある人の自死をきっかけに再会をした美大の同級生3人が、 それぞれの事情と戦いながら、家に集い、お酒を酌み交わし、ごはんを食べる……というあらすじ。思わず真似したくなるレシピなど、グルメマンガとしての実用性もありながら 人生に悩みもがく男女が「食べる」ことで救われる、 「食べることは生きること」という普遍的なテーマを盛り込んだ作品です。
今回、この作品の刊行を記念して、著者のおかざき真里さんをお迎えし、トークイベントを開催します。ゲストは、『君がいない夜のごはん』という食エッセイの著作もある歌人の穂村弘さん。
食を通じて「生きること」を語るおかざきさんと、「食べ物や飲み物について自分なりの確信というものがもてない」と著書の中で告白する穂村さん。
食に対するアプローチがまるで真逆に見える二人が、「食」と「作品」との関係について包み隠さず語ってくれます!
お楽しみに!
※お二人の著作物へのサインは、お一人さま一冊までとさせていただきます
【出演者プロフィール】
おかざき真里(おかざき・まり)
漫画家。6月15日長野県生まれの関西育ち。 多摩美術大学卒。 10代の頃よりマンガを描きはじめ、1994年『ぶ~け』(集英社)でデビュー。広告代理店の博報堂に入社後、デザイナー、CMプランナーを務めつつ作品を発表し続ける。 2001年に同社を退社し、執筆活動に専念。 著書にドラマ化もされた『サプリ』や、『&-アンド-』(共に祥伝社)など多数。現在、『フィール・ヤング』(祥伝社)にて『かしましめし』、『月刊スピリッツ』(小学館)にて『阿・吽』を連載中。
Twitterアカウント
https://twitter.com/cafemari
穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1962年北海道生まれ。1990年に歌集『シンジケート』(沖積舎)でデビュー。2008年、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、『短歌の友人』(河出書房新社)で第19回伊藤整文学賞を受賞。2017年、『鳥肌が』(PHP研究所)で第33回講談社エッセイ賞を受賞。短歌のみならず、近年はエッセイなどの散文でも幅広い人気を集めている。『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』(ともに小学館)、『求愛瞳孔反射』(新潮社、河出文庫)、『本当はちがうんだ日記』(集英社)など作品多数。
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2017/09/26 Tue -
おかざき真里×穂村弘
「穂村さん、『大人の生きのびかた』を教えてください」
『かしましめし』(祥伝社)刊行記念
- 10/03 Tue 橋口幸生×田中泰延
「健康に良い言葉、悪い言葉とは?」
『言葉ダイエット』(宣伝会議)5刷記念 - 10/05 Thu 信田さよ子×武田砂鉄
「なかったことにするもんか会議」
『家族と厄災』(生きのびるブックス)
『なんかいやな感じ』(講談社)W刊行記念 - 10/06 Fri うえはらけいた×藤井亮
「“ゾワワ”の神様の正体を藤井さんと考える」
『ゾワワの神様』(祥伝社)刊行記念 - 10/07 Sat 今野晴貴×奥貫妃文×竹信三恵子
「コロナ禍は誰を直撃したのか?
──女性・ケアワーカー・非正規労働者」
『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)
『女性不況サバイバル』(岩波書店)W刊行記念 - 10/08 Sun 大塚篤司×幡野広志
「医師と患者の新しい関係」
『皮膚科医の病気をめぐる冒険』(新興医学出版社)刊行記念 - 10/09 Mon 川上康則×風間暁
「「生きたい、行きたい」と思える学校にするために」
『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』
(東洋館出版社)刊行記念イベント - 10/11 Wed 柴崎祐二×伏見瞬×パンス
「新しいムーブメントは、リバイバルとともに生まれる」
『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす』(イースト・プレス)刊行記念 - 10/12 Thu 川野芽生×高田怜央
「文学はつねにすでに翻訳である」
『奇病庭園』(文藝春秋)
『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)W刊行記念 - 10/13 Fri 村井理子×酒井順子
「母には振り回されてきたけれど~娘から見た昭和を生きた母親たち」
『実母と義母』(集英社)刊行記念 - 10/14 Sat 岡本仁×オオヤミノル×堀部篤史
「コーヒーブレイクのディスクール」
『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)刊行記念 - 10/14 Sat 御代田太一×村上靖彦
「救護施設からのぞく社会」
『よるべない100人のそばに居る。』(河出書房新社)刊行記念 - 10/15 Sun 博報堂生活総合研究所×谷川嘉浩×原カントくん
「“消齢化”社会ってなんだ!?年齢に関係なく価値観でつながる時代を生きる」
『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(集英社インターナショナル)
刊行記念 - 10/17 Tue 村上由鶴×長島有里枝
「日常の違和感から始まる」
『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社)刊行記念 - 10/18 Wed 鈴木俊貴×水野太貴
「動物言語学とは何か?」
『動物たちは何をしゃべっているのか?』(集英社)刊行記念 - 10/20 Fri 高木瑞穂×大泉りか
「異なる視点であぶりだす、“立ちんぼ”と“ホス狂い”の深い闇」
『ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春』(鉄人社)刊行記念 - 10/21 Sat 横道誠×頭木弘樹
「マコトクアドラプルの2DAYS〜旅・民話・地域編〜」
『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)
『解離と嗜癖──孤独な文学研究者の日本紀行』(教育評論社)刊行記念 - 10/22 Sun 横道誠×小川公代
「マコトクアドラプルの2DAYS〜当事者・ケア・世界文学編〜」
『発達障害の子の勉強・学校・心のケア――当事者の私がいま伝えたいこと』(大和書房)
『村上春樹研究──サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信)
『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)刊行記念 - 10/26 Thu 渡名喜庸哲×西谷修
「フーコー、ドゥルーズ、デリダ以後を読む——変容する『いま』を哲学するということ」
『現代フランス哲学』(筑摩書房)刊行記念 - 10/28 Sat 和田靜香×小泉今日子
「これから、ひとりでどう暮らそう?」
『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』(左右社)刊行記念 - 10/31 Tue スケザネ×山下紘加
「本の扉をあけて 山下紘加と語る読書の喜び」
『煩悩』(河出書房新社)刊行記念 - 11/01 Wed 羽生有希×中村香住×深海菊絵×松浦優
「フツーの恋愛、性愛ってなに?」
『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(左右社)刊行記念 - 11/02 Thu 藤井翔太×宮崎智之×吉川浩満
「なぜあなたはすでに哲学者なのか」
『アメリカ哲学入門』(勁草書房)刊行記念 - 11/19 Sun 伊藤桃×がみ
「てっけん!第4回」 - 11/29 Wed 加藤優一×御手洗龍×山道拓人×飯石藍
「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」
『銭湯から広げるまちづくり
小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』(学芸出版社)刊行記念