映画監督としても活躍の場を広げる山田佳奈さん主宰の劇団『口字ック』が、第12回本公演『滅びの国』で本多劇場に初進出します。吉本菜穂子さん、三津谷亮さん、黒沢あすかさん、オクイシュージさんら豪華ゲスト出演陣を招き、どんな劇世界を展開するのでしょうか?
“女性”をモチーフに劇世界を広げ、『男女逆転版・痴人の愛』を当イベントと同時期に上演するブス会*主宰のペヤンヌマキさんがゲストスピーカーに決定。モチーフは近くとも作劇上のアプローチが異なる二人の作家によるトークにご期待。映像と演劇を行き来しながら活動する二人の共通点から、どんなエピソードが繰り広げられるのでしょうか。
本屋B&Bの演劇トーク企画では3回目の登壇となる、徳間書店の田中大介さんもゲスト出演。昨今の演劇界、小劇場すごろくのあり方、演劇と映像の両立など、語り合うテーマはさまざま。
師走の激烈演劇トークにご期待ください!
※イベント当日は『滅びの国』のチケット予約を承ります
【出演者プロフィール】
山田佳奈(やまだ・かな)
1985年、神奈川県生まれ。劇作家、演出家、女優、映画監督、口字ック主宰。レコード会社勤務を経て、2010年にロ字ックを旗揚げ。ほぼ全公演の脚本、演出、選曲を担当。演劇ポータルサイト「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ受賞。舞台の外部出演が多数あり、女優としても活躍。映画監督としても注目を集めており、『夜、逃げる』『今夜新宿で、彼女は、』でメガホンをとり、「渋谷TANPEN映画祭 CLIMAX at佐世保」にてブロンズバーガー賞と主演を務めた広山詞葉は最優秀女優賞を受賞。2017年10月は、町田マリー主宰のパショナリーアパショナーリア『絢爛とか爛漫とか-モダンガール版-』で演出を担当。2018年1月17日より、第12回本公演『滅びの国』を上演。
http://www.roji649.com/
ペヤンヌマキ(ぺやんぬ・まき)
1976年、長崎県生まれ。劇作家、演出家、ブス会*主宰、AV監督(ペヤングマキ名義)。早稲田大学在学中、三浦大輔主宰の劇団「ポツドール」の旗揚げに参加。AV監督として活動する傍ら、2006年に『女のみち』、2007年に『女の果て』を上演(いずれも脚本・演出)。2010年、演劇ユニット「ブス会*」を旗揚げ。『男たらし』『お母さんが一緒』が、2年連続で岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出される。近年はフリーの映像ディレクター・脚本家としてテレビドラマなども手がける。最新刊に『女の数だけ武器がある。 たたかえ! ブス魂』(幻冬舎文庫)がある。
http://busukai.com/
田中大介(たなか・だいすけ)
1977年生まれ。徳間書店学芸編集部所属。週刊誌記者、映画雑誌編集者等を経て現職。ビジネス書、演劇関連書、文芸(文庫)などの書籍を担当。ライターとして『週刊現代』『えんぶ』に寄稿するほか、演劇作品DVDのライナーノーツも執筆。
http://www.tokuma.jp/
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2017/12/14 Thu -
山田佳奈×ペヤンヌマキ×田中大介
「演劇人たちが語る、『下北沢』と諸々について」
劇団『口字ック』本多劇場進出記念
- 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念