映画『バンクシーを盗んだ男』より。(C)MARCO PROSERPIO 2017
今回B&Bでは、謎に包まれたアーティスト・バンクシーのドキュメンタリー映画『バンクシーを盗んだ男』の上映を記念したイベントを開催します。
バンクシーを世界的に有名にした“事件”と言えば、「覆面アーティストが世界で最も危険な紛争地帯パレスチナに潜入した」とメディアがこぞって報道した2007年のこと。
バンクシーが狙ったのは、イスラエルとパレスチナを分断する悪名高い分離壁。銃を構えた兵士や監視カメラが幾重にも取り囲む中、こっそりと数点のグラフィティ作品を描き残し、忽然と姿を消したのだ。
この作品をめぐって巻き起こった文化的対立や現代アート界の問題、そして中東問題の根深さを浮き彫りにしたドキュメンタリー映画『バンクシーを盗んだ男』の公開を記念して、バンクシーはいったい何を標的にしているのか? バンクシーとは一体何者なのか?について考えます。
ゲストに森達也さん(映画監督)、森直人さん(映画評論家)、清水知子さん(筑波大学大学院准教授、文化理論家)、鈴木沓子さん(ライター・翻訳家)をお呼びしました。
バンクシーだけでなく、アートと社会の関わりや公共性に興味のある方などにもお楽しみいただけるイベントになります!
ぜひお越しください!
※当日は先着30名様に映画特製ステッカーをプレゼントします。
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映画『バンクシーを盗んだ男』
ロンドンを中心に世界中で活動を展開する正体不明のグラフィティアーティストのバンクシー。ストリートの壁に描くという違法行為をして無料で作品を公開しているのにも関わらず、いまや1億円にもなる超高額で取引される彼の作品が人びとに及ぼす影響力と獏氏―が10年以上テーマに描いている中東問題に肉迫したドキュメンタリー。
パレスチナ・ヨルダン西岸地区にあるベツレヘム。紛争地区に指定されているその場所にはパレスチナとイスラエルを分断する高さ8メートル、全長450キロを超える巨大な分離壁が立ちはだかっている。その壁にバンクシーが描いた「ロバと兵士」の絵は、パレスチナの住民たちの反感を買い、絵が描かれた壁はタクシー運転手のワリドによって切り取れて転売のために持ち去られてしまう。ワリドはその壁画をオークションに出品し、最高額の入札者への売却を試みるが……? ナレーションは、ミュージシャンのイギー・ポップが務めている。
監督:マルコ・プロゼルピオ
製作:フィリッポ・ペルフィド
製作総指揮:ルチア・ニコライ、マルコ・プロゼルピオ
脚本:マルコ・プロゼルピオ
製作年:2017年
製作国:イギリス・イタリア合作
配給 :シンカ
公式ホームページ
http://banksy-movie.jp/
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(8/27 お詫びと訂正)告知開始時にイベント開始時間を15:00よりと表記しておりましたが、正しくは19:00からでございます。大変申し訳ございませんでした。8/27以前にご申し込みをされた方で、返金をご希望の方はお手数ではございますが、チケットサイトよりご連絡くださいませ。
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